今日は遅めの昼ごはんでした。
以前僕の日記にも登場している、
古民家のお店でひとりランチタイム。
僕が店内に入ると、いつものように
オーダーをとらずに料理を作り始めてくれます。
そしていつものように料理が運ばれてくると、
いつものスタッフさんが、
「ランチ今年で終了するの、泣いていいよ」
と笑顔で一言。
え!!?
冗談交じりの一言にびっくりしながらも、
こちらも「あとで泣きますね」と冗談で返しましたが、
お昼時に一人でふらっと立ち寄れる馴染みの店であっただけに、
やはり寂しい感情がわきました。
料理は、
素材にしっかりこだわりつつも、
家庭料理のようなほっこりとした味わい。
スタッフさんも、
時間があるときには席に座って世間話をしながら、
一品をサービスしてくれたり。
まさにアットホームの極みというお店でした。
ありそうでないお店。
振り返ると、数年前にこのお店に出会ってから、
日常の中の一コマとはいえ、
思い出に残るランチタイムを
過ごさせていただいていたことをしみじみ実感しました。
今の日常は、いつか日常ではなくなるし、
常に経験できることは永遠に経験できるものでもない。
派手さはなくとも、日常の中にあるほんわかとした時間。
誰かと過ごすほんわかとした時間も、
きっと貴重なもの。
いつか終わりの来るものだからこそ、
その時間は本当に大切にしたい。
秋山 純士の写メ日記
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最後の日常秋山 純士