先日、前職で仕事を一緒にしていたスタッフたちと会ういわゆる「OB会」的なものがあった。
ほとんどがもうかれこれ5年くらい会っていない人たち。
ただ、ほとんどの人が、「変わっていないね」という反応だった。
これには僕は少し驚いた。
なぜなら、髪色も変わったし、髭なんてものも生やしだしたし、体重も変わった。
何より、今身を置いている環境が昔とは違う。
それでもなぜみんな変わっていないねということばを発したのか?
なんだかんだこういう場に集まると、昔の話が必ず出る。
その懐かしい記憶を共有できた時、人は相手に安心感を覚え、
その相手が変わっていない、と表現するのかもしれない。
人は、他人が変わってしまうことを恐れる部分が少なからずあると思う。
でもそれは本当は変わってしまうことを恐れているというよりは、
自分が持ちえない価値観を相手が持ちはじめ、新しい生き方を垣間見ることに、
一種の寂しさや不安を覚えるということもありうる。
変わったと言われても、変わってないと言われても、
そこにはその人の思う「変わる」基準がある。
おそらくそこにはプラスでもマイナスでもない別の意味がある。
その意味をあとから自分で考えてみるなんてのも、この季節にはよかろうかと思った
秋山でした。
秋山 純士の写メ日記
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離れていても秋山 純士