遠慮する。謙虚でいる。
日本では特に、これらはある意味「美徳」とされている風習がある。
外国の方から日本人のこういった人間性を称賛されることもある。
どちらのことばも、「控えめ」というニュアンスがある。
しかしこのことばには違いがある。
遠慮。
それは良くも悪くも自分を押し殺してしまうということ、
裏を返せば自分の自信の無さを意味する。
謙虚。
それは相手に配慮しながら、うまく自己主張すること。
自分の自信を上手に表現することだ。
遠慮と謙虚を混同すると、ともすると自分のその行動がどちらなのかがわからなくなる。
本来自分の主張をする必要があるときに、「遠慮」をすることはある意味で相手のことを考えていない。
誰かとコミュニケーションをとるときに、無駄な「遠慮」は不要だ。
両者の関係性を深めることを阻害するのが無駄な「遠慮」である、と個人的に感じる。
もちろん相手を不快にさせるようなことばは使うべきではない。
そこは「大人の謙虚さ」を持って接する。
日本人の男として、ラフに、謙虚に生きたいものだ。
秋山 純士の写メ日記
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遠慮と謙虚秋山 純士