僕は普段、リハビリの仕事を病院内で行っています。働いている中でここ最近は、熱中症で運ばれてくる患者様が本当に増えてきました。老若男女関係ありません。気温だけじゃなくて湿度も高くなってきて、屋外はもちろん、室内で倒れる方もちらほらいらっしゃいます。
特に多いのは高齢の方や、普段あまり水分を摂らない方が多い印象です。回復してきた方に色々聞いてみると、大抵の人は「自分は熱中症なんかにはならない、大丈夫」って思っています。そういった自覚・認識の乏しさが危険なリスクを招いているんだなと。体は正直なんだなと日々感じております。
ここで、日常の中で注意すべきポイントをまとめました。(あくまで一部の例です。意識していただきたいことは山ほどあります。)
・こまめな水分補給(喉が渇く前に)
・通気性のいい服装
・室内でもエアコンや扇風機を活用すること
・外に出る時間をできるだけ短くする工夫
・日傘の使用
あとは、熱がこもったときにすぐ冷やせるように、保冷剤や冷却シートを常備しておくのも良いかと思います。
体調を崩す前に、ちょっとした意識で防げることって意外と多いです。僕はしつこく予防が大切だとお伝えしてきましたが、健康に関係なく事前にできることって本当に大切だし、自分の人生が一瞬で失うことを防いでくれます。
この時期は、自分にも周りにも、ちょっとだけ気を配って過ごしたいなと思っております。ぜひ、周りの大切な方が大変なことにならないうちに、お伝えしてあげてください。
倉科 あつきの写メ日記
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最近の院内での状況倉科 あつき