数ある中から、
どうやって僕を見つけてもらえるんだろう。
そんなふうによく考える。
モザイクで顔はわからないし、
特別派手な経歴もない。
でも誰かの心に寄り添いたい
そんなふうに思いながら。
たとえば、
疲れた夜にそっと背中をさすること。
黙って手を握り、
簡単に「大丈夫」なんて言わずに、
ただそばにいる安心感を空気で伝えること。
そういう静かな優しさが、
誰かの支えになって欲しい。
選ぶのは、いつだって僕じゃない。
だからこそ、もし僕のことを選んでくれたら。
全力で向き合いたい。
お店で選んでも、
写真で選んでも、
直感でも。
その出会いに意味を持たせられるように。
大崎 一成の写メ日記
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何気ない日記大崎 一成