先日、夕暮れの帰り道、少し疲れを感じながら歩いていたとき、
駅の階段で重そうな荷物を抱えたおばあちゃんを見かけた。
今にもビニール袋がはちきれそう……。
自然と足が向き、声をかけて荷物を持つことにした。
ちょうど階段を上り地上に上がった際に
タクシーを呼ぶ予定だったみたいだ。
「ありがとうねぇ」と優しい笑顔で感謝されたおばあちゃん。
別れ際に、小さなお礼としてお金を差し出してきた。
「お気持ちだけで十分です」と微笑み返し、私は丁寧に断った。
その気持ちが嬉しかったことを伝え、軽く会釈して別れた。
その後のビニール袋の心配もあったが、、(笑)
おばあちゃんの温かい心に触れた、そんな穏やかな瞬間だった。
北条 光の写メ日記
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ほっこりした帰り道北条 光