分人論って聞いたことありますか?
「個人」は”本当の自分”が場面に応じて、様々な仮面をかぶって生活する
という考え方なのに対し、
「分人」」は、対人関係や環境に応じて作られる人格それぞれすべてが
”本当の自分”であるという考え方です。
よく会社や人間関係の中で
”本当(素)の自分”を出せているか?と思うことがあると思うのですが、
この”本当(素)の自分”ってそもそもなんだって話ですよね…
1人でいるときや家族といるときの自分が”本当の自分”であると思いがちなのですが、それも1つの「分人」にすぎないという考え方です。
この話を聞いてなるほどと思ったのが、
よく人間間係や仕事で躓いて何か自分が否定された瞬間とか、
あ一自分無理してるなと思う瞬間とか、
そういうとき”本当の自分”が否定されたり、
”本当の自分”とのギャップに悩んだりしますよね。
ただこの分人論に基づくと
それもその人間関係の中で作られた「分人」が否定されただけなので、
うまくいかなかったらその「分人」を切り離せばいいということらしいです。(他の分人が影響を受ける必要もない)
そしてそれも”本当の自分”の1つなので、そもそも乖離に悩む必要もない
ということです。
この考え方ができれば、
少しは人間関係への考え方が楽になるかもしれませんね。
水城 律
水城 律の写メ日記
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【分人論】水城 律