【バルカローレ*って?】- 堂本 巧(THE TOP)東京/愛知/大阪/出張ホスト

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堂本 巧の写メ日記

堂本 巧

堂本 巧  (27)

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  • バルカローレ*って?
    堂本 巧
    バルカローレ*って?

    前回投稿した写メ日記『コロンを待ちながら(海底編)』が某所でかなり好評で、ありがたいことにしばしば反響の声を頂いている。


    その多くの感想の中の一つに


    「『バルカローレ』の後に註釈記号*が付いているのに、註釈がない」


    といったご指摘があった。


    実はこの註釈記号はただの演出で、あえてこの記号を挟むことで(巻末に註があるような)文庫版の詩集の雰囲気を出し、かつ実際の註釈を省くことで(文章としてはルール違反だが)世界観を壊さないようにした、というメタな文章表現だったのだが、型破りなだけに困惑を招いたようだ。


    堂本としては、少しやり過ぎたなーと思っている。


    さて文中で出てきた「バルカローレ(仏:barcarolle,伊:Barcarole)」というのはピアノのための楽曲の種類の一つで、ワルツやエチュード、ノクターンと同じような、曲の性格による分類の一種だ。


    元々は水上都市・ヴェネツィア(ベニス)の舟唄を模したもので、曲想としては基本的に6/8拍子の水上を漂うようなゆったりとしたリズムの低音部の上に、抒情的で甘いメロディが乗っかった構成の、心地の良い楽曲がほとんど。ショパンやチャイコフスキーといったクラシックの大家をはじめ、多くの音楽家が独自の「バルカローレ」を書いている。


    堂本の好みとしてはやっぱりショパン版(↓はロマン派音楽解釈の巨匠ホルヘ・ボレットによる演奏)と


    https://open.spotify.com/intl-ja/track/2vmQeV8S0Wo0agrN2v3aKn?si=eccac2a5711f4ab3


    クラシックギター界のショパンことナポレオン・コスト版をオススメしたい。


    https://open.spotify.com/intl-ja/track/2LcNPc1wi5bS0LGmg5faIU?si=c3e9decd2f244a64


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    盆過ぎのまだまだ暑く、眠れなくて寂しい夜。


    たまには瞳を閉じて涼しげな水辺を思い浮かべながら、舟旅の夢でもいかがでしょうか。




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