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上京してすぐの頃の話
当時18歳
ストレートで大学に入学後
“長期的なバイト探し”を試みていた..
上京前の半月は
通っていた塾講師のアシスタントのバイトを
有難い事にやらせていただいていた
上京後は何故か
日雇い、即日支払い系のバイト
に魅力を感じ
4月中旬から早速派遣のバイトをやり始めた
そしてすぐに初めてのお仕事が決まった
案件内容は
“冷凍倉庫内の梱包作業”
バイトの詳細は
時給1200円
13:00-22:00
休憩あり(残業なし⇦ここ重要)
誰でもこなせる業務(力仕事なし)
である
当日は
横浜から出るバスに乗り
“東扇島”という地に連れて行かれ
早速業務開始‼︎
当日の作業は
トラックから冷凍コンテナに冷凍用品を積み込む作業他
ベントコンベアから流れてくる冷凍品の仕分け
であった
初の力作業、施設における作業で緊張と不安でいっぱいだったが何とかこなし終え
終わりの時間がやってきた
…ここからが問題である
時間が来たので
作業監督らしき人に終わりの趣旨を伝えると
“え?朝までだよ。何を言ってるの。はやく作業場に戻らんかい”
と怒鳴り散らかされ
出られない状態に
深夜はさらに重い荷物の仕分けをやらされ
本当に◯ぬんじゃないかなと思った位
ようやく3:00で休憩をもらい
くたくたになりながら休憩スペースへ行くと
とある老爺近い方が近寄ってきて
“明日から絶対来ないほうがいい、あんちゃんがくる様な場所じゃない、そう思ったので伝えました”
そう言われてゾクッとしました
そこからはずっと早く逃げ出したい
帰りたい一心で作業をし
朝5:00 ようやく終わりを迎えました
帰る際
作業監督に
“また明日もお待ちしております”
と不気味に微笑みながら
給与を渡された
くたくたな僕は送迎バスに乗り
そこでようやく給与を確認
….
…10800円
つまり
13:00-22:00
までの(昼帯)
の給与分しか渡されていなかったのだ
夜勤分は一切なし…….
今でも鮮明に記憶しています(大泣)
この世の中
色んなお仕事がありますよね
身の丈に合ってないお仕事をするという事は
かえって危険だなと認識させられた日でした‼︎
- -END
黒木 湊音の写メ日記
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【*本当にあった怖い話*】黒木 湊音