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番匠 千尋の写メ日記

番匠 千尋

番匠 千尋  (27)

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  • 「所詮、金の関係」
    番匠 千尋
    「所詮、金の関係」

    風俗は


    所詮お金の関係。


     


     


    お金を払う人が


    いい客だし


    お金をいっぱい払う人が


    セラピストから好かれて


    優遇される。


     


     


    お金の関係だから


    お金を払えなくなった人が


    会えなくなるのは当然。


     


     


     


    お金の切れ目が


    縁の切れ目。


    お金で繋がっている男女とは


    そういうもの。


     


     


     


    風俗なんて


    所詮、お金。


     


     


     


     


    って書いてあるポストが


    いっぱいあって


     


     


     


    確かに風俗は


    お金の関係なんだけどさ。


     


     


     


    2025年になり


    もう2月も半ば。


    あっという間に


    月日が流れていくけど


     


     


     


    これからもどんどん


    時間が過ぎていくのだろう。


     


     


    時間は誰にも


    止めることはできない。


     


     


    どんなに若い人でも


    刻一刻と


    必ず年を取っていくことだけは


    万人に平等だ。


     


     


     


    たとえば


    2045年。


     


     


     


    20年後の僕たちは


    20年後の未来を生きている。


     


     


    20年後のあなたは


    何を考えている?


     


     


     


    あなたも僕も


    20年後に


    どこで何をしているのかなんて


    見当がつかないものだけど


     


     


     


    20年後に


    20年前の過去(つまり、今日のこと)を


    振り返ることは


    誰しもあるだろう。


     


     


     


    20年後に


    年をとって


    ふと自分の人生を振り返って


    何を思うことだろう。


     


     


     


    20年後の僕たちは


    何を思い出して


    生きているのだろう。


     


     


     


    逆に今から


    子供時代のことを


    振り返ってみると


    あなたは何を思い出す?


     


     


     


    おじいちゃんおばあちゃんから


    もらったお年玉の


    金額じゃなくて


    その時


    おじいちゃんおばあちゃんが見せてくれた


    シワの多い手や


    優しい笑顔ではないだろうか。


     


     


     


    子供の頃に


    親がくれたお小遣いの細かい金額なんて


    とっくに忘れているけど


    その時に親が見せてくれた


    安心できる眼差しや表情は


    何度も心に湧いてくる。


     


     


     


    中学校のテストで


    具体的に何点だったかなんて


    全く思い出せないけれど


    その時に


    友だちと


    上手くいかなかったテストの


    点数を伝えあって


    笑い合った楽しい空気感は


    鮮明に覚えている。


     


     


     


     


    友だちに


    誕生日プレゼントを渡すとき


    いくら出して買ったかという


    値段このとは忘れてしまっているけど


    プレゼントを選ぶことが


    めちゃくちゃ楽しかったことは


    忘れていない。


     


     


     


    多分


    人間の脳って


    金額や点数などの数字よりも


    相手の表情や笑顔や


    その時の喜びや嬉しさのほうを


    強く記憶するんじゃないかな。


     


     


     


    なぜならば


    そっちのほうが


    感動や幸せ感が大きいから。


     


     


    だから


    あえて記憶しようとしなくても


    相手から与えてもらった


    優しさやふとした笑顔のことは


    勝手に胸に刻まれていくんだ。


     


     


     


    だから


    子供の頃や


    思春期時代の


    思い出は


    数字や金額じゃなくて


    友だちや好きだった人の


    見せてくれた顔や優しさばかり


    記憶しているんだ。


     


     


     


    心も脳もきっと


    具体的な数字じゃなくて


    相手からの優しさや思いやりのほうを


    記憶したがるんだ。


     


     


     


     


    僕たちの心は正直だ。


     


     


     


    自分の


    人生にとって


    本当に何が大切なのかは


    分かっているものなんだ。


     


     


     


     


     


    確かに女風は


    仕事としての活動だし


    お金を稼ぐ場としての風俗だから


    お金があってこそ


    お客様に会えるのだけれど


     


     


     


     


    20年後に


    ふと思い出してしまうのは


    二人で過ごしたときに


    あなたが見せてくれた優しさや


    気遣いや温かさのほうなんだよね。


     


     


     


     


     


     


    人生で


    人が真に求めているのって


    所詮、愛と優しさだから。


     


     


     


     


    高齢になって


    思い出すのは


    相手がくれた愛情と


    楽しかった思い出ばかりだから。


     


     


     


     


    たとえば


    たった一度しか会わなかった


    細客の笑顔を


    何度も思い出すことも


    あるのが


    人間なんだ。


     


     


     


    人生とは


    誰もが


    所詮、愛と優しさを切望している。


     


     


     


     


    風俗で働く


    セラピストとして


    お客様に


    与えていただいていたものが


     


     


     


    実はお金以上に


    優しさや愛情だったと


    僕たちが気づく頃に


     


     


    その時にこそ


    もっとあなたに


    感謝したくなるのかもしれない。


     


     


     


     


    その時は


    もっと人生の真の意味が


    分かっているのだろう。