義務教育は残酷だ。
学校で一年中
教師や親から友達と比較される。
子供の頃を思い出してほしい。
こんな記憶はないだろうか?
テストがあると
優秀な子と成績で比べられ
点数が取れないと劣等感になる。
体育の授業や運動会では
スポーツができる子が評価されて
できない子は惨めになる。
子供の頃は
スタイルがいい子
可愛い子
オシャレな洋服を着せてもらえる子
お金持ちで何でも買ってもらえる子
モテる子
美人な子
素敵な習い事をさせてもらえる子
親がいい仕事をしている子
仲間に入れてもらえる子
友達がいっぱいいる子
こういう子は
いつも眩しいぐらい
輝いていて羨ましかった。
だけど自分は比較されて
自分のできなさやだめさを
痛感させられて
いつも傷ついて泣いていた人もいるだろう。
だから僕たちは誰もが
比較されることに
うんざりなのだ。
嫉妬や劣等感で
心が疲弊している人が多い。
だから心が叫んでいる。
「誰とも比較されない世界で安心して楽しみたい」と。
これは強欲なお願いなんかじゃない。
子供の頃から比べられて疲れきっている女性には
ほんのささやかな願いなのだと僕は思う。
女性の願いはシンプルだ。
「他の人と比べないで」
「他の人にだけ違うことをしないで」
「私だけ雑にされるのはイヤ」
女風とは
この願いが叶うはずの場所。
だから女性は
安心してセラピストと楽しむことを
期待してくれている。
だけどいつのまにか
女性が比較されているのを感じて
苦しむ人が多い場になっているのではないか。
そういう相談が増えているので僕も悲しい。
女性の大切な願いである
「他の人と比べないで」
これを一人一人のセラピストが
今までよりも真剣に考えよう。
比較されずに
安心して楽しんでもらえる環境を作るのは
僕たちの役目だから。
子供の頃から
比較されることに苦しさを感じてきた女性が
何の比較も一切感じない女風であってほしい。
あなたはあなたのままで魅力的だし
そのままで大丈夫だよって
何度でも言ってあげたい。
あなたはとても優しくて
自分が辛くてもセラピストのせいにしないで
思いやりがいっぱいで
本当に魅力的だよ。
寂しい時に文句も言わずに
いつも我慢してくれて
優しさを本当にありがとう。
小さな頃からずっと頑張ってきたんだよね。
あなたは本当にえらいよ。