昨日エスコンフィールド北海道では、ファイターズvsオリックスにて中島健人くんのファーストピッチ(始球式)がおこなわれた。
元甲子園球児の僕が今回の投球を分析すると、課題は3つあった。
1つ目は、
「ボールの握り」
投球動作に入る前にボーの握り方(縫い目)を気にする動作が見受けられた。恐らくだが、事前に捕手の田宮選手から握り方についてアドバイスを受けていたが、その握り方の候補がいくつかあり、少し背伸びをした変化球を投げているように映った。
2つ目は、
「肘の位置」
野球ファンがついつい始球式に求めがちなのはストライク。
正直、甲子園経験者でもあの満員のスタジアムの中心で投球しろといわれてもストライクを投げれる自信はない。
野球素人のゲストが、あの場所でストライクを投げることができたら、その人は野球でもエリートを歩むことができると思う。
今回中島健人くんの投球で、勿体ないなと感じたのは「肘の位置」。
あと15cmほど肘の位置が高く、そこから同じ様に投球できたら、ボールはキャッチャーミットへ吸い込まれていただろう。
最後は、
「肩の開き」
野球は打撃と投球が基本であるが、どちらにも共通する大切なことは「肩が開かない」こと。
肩の開きが、相手(打者であれば投手、投手であれば打者)よりも早く胸を見せてしまうと、力の伝わり方や投打の駆け引きにおいて良いことはない。
投球時、あと30cmほど足の着地が前(捕手側)で肩の開きを我慢することができれば、ストライクゾーンに収まっていた可能性は高い。
もうすでに10年以上プレイヤーから離れている分際で、偉そうなことをつらつらと書き綴ったが
今回の感想を一言にまとめると、「中島健人ってめっちゃキラキラしてて凄いな」です。
プロ野球はエンタメ。
12球団の中で一番そのことを体現しているのがBIG BOSSこと新庄監督率いるファイターズ。
その目が肥えたファイターズファンからのエンタメ期待値を上回る、中島健人くんのスター性にはあっぱれやし
彼をキャスティングしたファイターズ、もう流石としか言いようがない。
ハムは現在パ・リーグ首位。
中島健人くんパワーでこのまま独走して欲しい。
そして
ファイターズが優勝した際には、中島健人くんにこう叫ばせて下さい
「こちらこそセクシーサンキュー!!!」と。
金子
金子 倫也の写メ日記
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セクシーサンキュー金子 倫也