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水沢 恭輔の写メ日記

水沢 恭輔

水沢 恭輔  (35)

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  • 【すれ違う優しさ】
    水沢 恭輔
    【すれ違う優しさ】

    優しさの感じ方には、少し傾向がある気がする。
    もちろんすべての人に当てはまるわけじゃないけれど。


    女性は、
    何かをしてくれることに、優しさを感じやすい。
    助けてくれたとき、気遣ってくれたとき、寄り添ってくれたとき。
    「ありがとう」と自然に言えるのは、行動という形で伝わった優しさがあるからだ。


    一方で、男性が感じる優しさは、少し違う。
    責められなかったとき、許してくれたとき、受け容れてもらえたとき。
    言葉にしなくても、否定されなかったという事実に、安心や救いを覚える。



    どちらも、間違っていない。
    ただ、優しさを感じるポイントに違いがあるから、
    同じように接していても、響き方が変わってくる。
    それが、優しさのすれ違いを生んでしまうこともある。



    たとえば、男性は「責めなかった」「否定しなかった」ことで、十分に優しくしているつもりかもしれない。
    でも女性は、“してくれたこと”という行動にこそ、優しさを感じることが多い。


    このズレが、
    「自分はこんなに優しくしてるのに」
    「なんでわかってくれないんだろう」
    という、すれ違いの温床になる。


    お互いに優しくしているのに、どこかで報われない気持ちになるのは、きっとその“受け取り方のズレ”があるからだ。



    セラピストとして接していると、女性の「優しさを感じるポイント」はとても繊細で、されたことよりも、感じ取ってもらえたか、が重要になることを実感する。



    だから僕たちは、
    「これが正解」と決めつけずに、相手の気持ちに、ちゃんと耳を澄ませていく必要がある。



    本当に届く優しさは、
    相手の感覚を知ろうとする姿勢の中にあるんだと思う。