人は、最後にされたことを一番強く覚えているもの。
それが心に響いた出来事なら、なおさらだ。
嬉しかったことならいい。
でも、傷つけられたことは、もっと深く残る。
何気ない一言。
適当に済まされたやりとり。
「前は優しかったのに」
そう思われた時点で、その優しさはもう過去になっている。
女性は、勝手に傷ついたりしない。
信じていた分だけ、心に刺さるのだ。
優しさは、更新され続けなければ、
記憶の中で、別の感情に上書きされてしまう。
相手の心に一番響くのは、いまの言葉と態度。
過去のトラウマや悲しかった出来事の記憶は
優しさで少しずつ、薄めていけたらいい。
やさしかったという感情が残るように。
僕はいつも、優しさで上書き保存してあげたい。
水沢 恭輔の写メ日記
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【感情の上書き保存】水沢 恭輔