女性は、違和感に気づいても、すぐには離れようとしない。
これまでにかけてもらった言葉や、
優しさの記憶がまだ心に残っているからだ。
セラピストを信じて、「もう少しだけ様子を見よう」と思う。
でも、その気持ちの残高は、少しずつ減っていく。
小さな無関心。
当たり前になった感謝のなさ。
返ってこない言葉や行動。
そういった積み重ねで、残高は確実に目減りしていく。
そしてゼロになったとき、女性は黙って距離を置きはじめる。
何も言わずに、いなくなる。
その時になって嘆いても、もう遅い。
気持ちは、とっくに離れてしまっているから。
だからこそ、今そばにいてくれることに、ちゃんと向き合おう。
気持ちの残高は、毎日の中で増やしていけるから。
水沢 恭輔の写メ日記
-
【気持ちの残高】水沢 恭輔