あるポストに「ペットボトルの水はセラピストが持参すべきか?ユーザー様が買っておくべきか?」という内容が書いてあった。
ユーザー様は「セラピストが買うことは義務ではない」と思ってくれている人が多い。
だがきっと女性の本心では、買ってきてくれるか買ってきてくれないか、どちらかを選べると言われたら
誰だって相手から買ってきてもらえたほうが嬉しいのだと思う。
自分で水を買うことと、相手から買ってきて持参してもらうのは気分が変わる。
女性はなぜペットボトルの水を買ってきてもらえると嬉しいのか。
それは喉が渇くから水が飲みたいからではなく。
セラピストが見せてくれている「気遣い」が感じられることが幸せなのだ。
ということは女性がほしいのはペットボトルではない。
「セラピストからの行動」だ。
ペットボトルを持参してもらえると、女性はこんな気分になれる。
・会う前に私のことを考えてくれた
・喉が渇くかもしれないと気遣ってくれた
・「私だけ水がない」という悲しい気持ちにさせないようにしてくれた
・私を大切にしようとしてくれている気持ちが伝わる
つまりセラピストが持参するペットボトルとは、単なる喉を潤すための水ではなく。
ペットボトルを通してセラピストの気持ちを伝える「無言のお便り」だと言える。
それほどペットボトル1本は、多くのことを伝えてくれるし
女性はセラピストの気遣いに安心できる。
だからといってセラピストが必ず買うべきだと言うことではない。
ユーザー様が持参してくれる時は、上に書いた反対のことが起きているとセラピストは知るべきなのだ。
つまり、ユーザー様は単なる水を用意してくれるということではなくて
セラピストのことを大切に考え、気遣い、優しさという気持ちをペットボトルとして「無言のお便り」を差し出してくれている。
僕たちはそんな優しさや思いやりが詰まった「無言のお便り」を
お互いに色々な物、態度、行動で差し出し合っているのかもしれない。