Xのポストで、ある女風店グループのグランプリが話題だ。
多くの女性がグランプリについて投稿している。
またセラピストも自分の順位や目標などをポストしているから、グランプリについて目に入っている人が多いだろう。
またグランプリに限らず、女風店のランキングは毎月発表される。
自分の好きなセラピストが何位なのか、そしてこれから何位まで上がっていくのか、誰でも気になるものだろう。
好きなセラピストに「貢献したくてもできない」と思っている人へ。
実は、貢献には2種類ある。これはあまり知られていない。
一つ目の貢献は、よく知られているように直接お金で貢献する方法だ。
指名をする、時間を増やす、回数を増やす、ポイントを増やすなどで貢献している人はセラピストにとってありがたい。
僕たちは仕事としてセラピストをしているから、グランプリやランキングで上の順位を目指すことはモチベーションにもなる。
人気のセラピストになれたらお客様にも喜んでもらえる。
だがここで問題になるのは、指名数やポイントなどに貢献できる人には貢献するほどの財力があることが不可欠になる。
お金もないのに貢献しようとする人がいるが大きな間違いだ。
自分が苦しいのに何かを差し出すことは本物の貢献とは言わない。自分がボロボロになってまで貢献してもセラピストは喜ばない。
だからお金に余裕があり貢献しても問題がない人は、お金で貢献することもセラピストにとってありがたいことだからそうすることはその人の自由だと思う。
あまり知られていない2つ目の貢献とは。
「セラピストの健康状態に貢献する」ことだ。
最近セラピストの突然の退店が増えている。人気セラピストがいきなり辞めるというポストもいくつも見た。
また精神的に疲れて休止する、疲労で活動の続行が不可能というポストもよく投稿されている。
セラピストという仕事は、見た目は華やかで、お客様からキャーキャー言われて幸せなことばかりというイメージがある。
写メ日記やポストさえ投稿すれば、簡単に指名が入るとも思われている。
しかし実際には、どんなに人気セラピストでも心を病んでしまう可能性がある。
多くのセラピストは見た目とは裏腹に悩みや不安がありながらこの仕事を続けているのだ。
なぜ、華やかそうに見えるセラピストが病むのか。
セラピスト仕事とは、他の仕事に比べてお客様と感情がぶつかり合うことが多いからだ。
お客様に気に入ってもらえたり好きピと言われたりするのはもちろん嬉しい。
だが男女関係は、仲良くなればなるほど期待も大きくなる。これは普通なのだと思う。
そうすると、お客様の感情をぶつけられることも多くなる。
それが一人ではない。多い時には、同じタイミングで10人以上から
批判されたりネガティブな感情をぶつけられることがある。
お客様はセラピストの姿が見えない。
お客様に会っている時にはできるだけパーフェクトな自分でいられるように努力しているから
その姿がいつも続いていると思われている。
セラピストとは悩みなんて一つも無くていつも完璧で、健康でいきいきと活動しているように見られる。
しかし、セラピストだって頭が痛い日がある。疲れてボロボロの時もある。
寝不足で眠れなくて頭がぼーっとしている日もある。
お客様から叱られて落ち込んでいる日もある。
急にお客様が音信不通になり自己嫌悪の日もある。
突然ブロックされて胸が痛い日もある。
接客で失敗してしまったり、お客様からクレームが来たりして「セラピスト辞めようかな」と思う日も誰もが一度や二度ではないだろう。
セラピストにとって心身の健康の維持は収入にも関係する死活問題だ。それほど健康をキープすることが重要だ。
セラピストの明るい笑顔の裏には、健康を維持していい男を見せるための死ぬほどの努力があると僕は思う。
健康状態が悪くなったり、疲れすぎたり、落ち込んでネガティブな時に。
そんな心を救ってくれる人がいる。
それは僕たちセラピストを「信じてくれる人」
僕たちがどん底になったり絶望を感じているときにそっと見守り、優しい言葉を何気なくかけてくれる人。
僕たちを疑わずに、ダメなところがあっても認めてくれて、ありのままを包んでくれるような人。
そういう女性に僕たちはどれほど救われることか。
特に死にそうな気分の時にそんなDMを受けとると、ドロドロだった沼のような心が一気に晴れ渡る。
「僕を信じてくれる人がいるのだ」という思いほど、自分を強くしてくれるものはない。
精神的に落ちているときほど、誰かが信じてくれる力はすごい。
あなたがセラピストを信じて、優しい言葉をかけることは、大きすぎる貢献なのだ。
あなたの身の丈に合った貢献を選べばいい。
健康と売り上げ。どちらもなければ活動できない。
どちらへの貢献でも心からありがたいのだ。
あなたが、いつもそっと差し出してくれる「信じる」という貢献がセラピストを支えてくれている。
あなたのたった一言がセラピストの心を救う。
(貢献するかどうかはその人の自由なので、この日記は貢献したい人に向けて書きました)