女性によく言われることがある。
「お泊りしたりロングコースの人が羨ましい」
「貸切できる人は特別扱いしてもらえて、細客の自分が悲しくなる」
「私はお泊りも貸切もできないからセラピストから大切にしてもらえない。虚しい」
きっとほとんどのセラピストはお客様に一度は言われたことがあるだろう。また、このようなポストを本当によく見かける。
お客様にとって、お金持ちで何度も利用できる女性は羨ましい気持ちはよく分かる。
会える回数も多く時間も長ければ、その分、セラピストと話す機会が増える。行く場所も増える。相手について知ることも増える。
性感を何度もしてもらえば親密度も増す。
本物の彼氏と彼女ぐらいに会えば、本当にそんな雰囲気を味わえることもあるだろう。
また、お金持ちの女性はセラピストの売り上げやランキングにも貢献している。セラピストは仕事としてお金を得るという目的もあるので太客の人たちはそれを満たしてくれる。
お金の面でセラピストは太客に感謝をする。
細客の人たちは、太客がお金の面でセラピストに感謝されることも悲しく感じるものだろう。
細客の人は太客の人に比べて自分の存在価値が低いことや売り上げに貢献できないことに申し訳なく思ったり、辛くなったりしてしまう。
だが、ここからが非常に大切で、あまり知られていないことなのでしっかり読んでほしい。
極太客や太客は、セラピストから感謝してもらえることや会っている回数の多さ、貸切やお泊りで仲良くなれることで他客よりも勝ったような気持になるかもしれない。
またセラピストによっては、何度も会ってくれているから還元(特別扱いや優遇、プレゼント等)をする人もいるので、細客にはない対応に喜んでいる太客もいるだろう。
だが、実は、極太客も太客も、どれほど裕福な女性でも、何度も貸切やお泊りができて何度も頻繁にセラピストに会えている女性でも
「絶対に勝てない」と思っているお客様がいる。
それはセラピストにとっての「心の太客」だ。
貸切コースやお泊りを経験することは、お金があれば誰でもなれる。頻繁に会うこともお金があれば可能だ。
だがセラピストの「心の太客」はお金があっても大金を支払っても、誰もがなれるわけではない。
反対にセラピストの「心の太客」はお金がなくても、大金を支払わなくてもなれる可能性がある。
セラピストにとっての「心の太客」は、お金がある人や会う回数が多い人がなれるのでもない。
貸切やお泊りをしたからといってなれるのでもない。
セラピストの「心の太客」とは、セラピストが、あなたには伝えていないかもしれない。言わないことのほうが実は多い。
なぜならば女性に対して「あなたが僕の支えです」なんて恥ずかしくて言えないからだ。だからセラピストは心の中でひっそりと「心の太客」に癒されている。
セラピストにとって「心の太客」とは。
「セラピストが精神的に頼っている女性」
「心が助けられている女性」
「疲れた時になぜか会いたくなる女性」
「会うと安らいで自分を回復できる女性」のこと。
女性からの真の優しさに触れると、セラピストの心に刺さる何かがある。グッとくる。忘れられなくなる。記憶から離れなくなる。思い出してしまう。
その人のことを考えると嬉しくなる。
ほんの一瞬、女性と一緒にいるときに心に何かが響いた。何かが心を掴んだ。
その時からその人が「心の太客」になる。会えていない時もその人がセラピストの心を癒してくれている。
だから自分が細客であることに悲しむ必要はない。もちろんセラピストにとって大きなお支払いをしてくれることは非常にありがたいし
感謝していることだが、金額だけで女性のことを判断しているわけではないということだ。
もしセラピストと仲良くなりたいと思うならあなたが目指すべきは金額の太客よりも「心の太客」ではないだろうか。
僕はあなたに言いたい。
これを読んでいるあなたこそ、もうすでにセラピストの「心の太客」なのかもしれない。
セラピストは照れてしまうのであなたに伝えないが、そう思っている可能性は十分にある。
だから細客であることに嘆かないでほしい。卑下する必要もない。
風俗はお金の世界と言われているからこそ、僕たちは売り上げを得ることに頑張るのはもちろんなのだが
セラピストが本当に求めているのは本物の優しさなのかもしれない。
匂わせしたり自慢したりしている被り客は、あなたのセラピストに自己顕示欲や傲慢さを見抜かれている。
はっきり断言できるが、匂わせしたり自慢したり、外のお客様のことを考えられない女性は、セラピストの心の太客にだけは絶対になれない。
絶対にだ。大金を積んでもなれない。セラピストのためじゃなくて自分の承認欲求ために行っていることは、セラピストのほうがよく見えている。
被り客にはない、あなただけの見えにくい優しさと魅力、あなただけが向けてくれている本物の愛情にあなたの好きピは静かに気づいている。
あなたは金額や回数に関係なく、セラピストにとってたった一人の女性になれる。