自分の辛さを写メ日記に書いたら反響があった。DMでの感想が届いたり引用ポストで皆さんの意見を聞かせてもらえることもありがたい。
セラピストの気持ちはユーザーさんには分かりにくいのだと改めて気づかされた。
それはセラピストにとって悲しいことだ。なぜならばユーザーさんに誤解されたり、違う解釈をされてしまうままお客様が離れることになるなんて悲しすぎる。
ユーザーさんにとっても辛いことだ。好きピやリピピの本心を知らないままに、自分が思い込みや決めつけをして誤解したまま卒業したらずっと傷として残ってしまうだろう。
だからセラピストの辛さや苦しみを、これからも写メ日記で伝えていきたい。
過去に突然ブロックしてきたお客様が、後からまた僕を指名してくれたことがある。
その時に、なぜブロックをしたのか教えてくれた。
「私なんて細客だから、消えたところで気づかれない」
「私がいなくなっても水沢さんは悲しまないし、他のお客様がいるから私なんていらない客だと思った」
と教えてくれた。
「いらない客」とは、実はよく言われることがある。
お客様はセラピストに対してそう思ってしまいやすいことは理解しているつもりだ。セラピストは複数のお客様に会っている。だからお客様から見れば自分の存在なんて取るに足らないものなのだと感じやすいのだろう。
しかし、僕は断言できることがある。「いらない客」など一人もいない。ほぼすべてのセラピストはそう思っている。あなたには伝えないかもしれないが、あなたの指名に感謝しているセラピストばかりなのだ。
ではお客様から「私はいらない客だよね」と言われたときに、セラピストはどう思っているのか伝えたい。
「こんなに楽しく過ごしてきて、喜んでもらおうと思って自分にできることを自分なりにしてきたのに、そうとしか思ってもらえないのか・・・」
と、落胆する。
「細客だからいらない客」
「金額が少ないから必要ない」
「私なんていなくても好きピは困らない」
は間違っている。
風俗で仕事をする僕たちは、お客様に簡単にブロックされるし、お客様が簡単に離れて行ってしまう世界でもあるのだ。
辛い別れを経験していないセラピストは一人もいないだろう。お客様は様々な理由で卒業していくので会いたいと思っていても突然会えなくなることも少なくない。
辛い別れ、突然の傷を何度も経験している僕たちを、金額に関わらず、会いたいと思って定期的にリピートしてくれるお客様の存在は、心に大きな安心を与えてくれているのだ。
これだけ大勢のセラピストがいる中で、自分を選んでくれると自信にもなっている。それには金額や回数は関係ない。選んでくれている事実がありがたい。
ユーザーさんにお願いしたい。
「私はいらない客」と言われるとセラピストも傷つくし悲しいので、お互いに会える喜びを伝え合えたほうがいいと僕は思う。
セラピストにとってお客様が自分を選んでくれた感動と感謝は、言葉では伝えにくいが、心の中では一つ一つの使命に対して飛び上がるほど喜んでいるのだと思ってほしい。
水沢恭輔への質問、感想も待っています。
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