人とのお別れは悲しい。今まで自分の近くにあった何かが終わるのは寂しくなるし、ぽっかり心に穴が開くような気持ちにもなる。
一緒に過ごした時間が楽しかったら、なおさら別れは辛くなる。
だが、僕の考えでは、人生に別れはつきものなのだと思う。別れがあるからこそ、出会いもある。
もし一生別れないと確定している相手なら、何度も会いたいと思うものだろうか?
一生の間でいつでも自由に誰もが会えると決まっていたら「会いたい」という気持ちの価値が下がるような気がする。
「会いたい」
「触れたい」
「一緒にいたい」と思えるのは、人生に別れはつきものだからなのではないだろうか。
どんな関係性であれ別れを避けることはできない。
家族だって、いつかは誰かが先にこの世から離れるから、やはり別れはきてしまう。
きっと、別れや終わりがあるのが人生だから、二人で過ごしている時が尊くて至福なのだと思っている。
そして別れや終わりは、新しい始まりなのだ。
終わりは始まり。
別れは出会いの始まり。
何かの終了は、真新しい自分への扉。
あなたと会える日は毎回が新しい。
二人だけの時間を大切に積み重ねていきたいです。