ある心理カウンセラーの話を雑誌で読んだ。
頭に来る人やイラっとする人がいるとする。だけど接している全員がその人に対して同じ嫌悪感を持つわけではない。
会社で嫌われている上司でも、趣味の仲間には好かれているかもしれない。つまり相手によってその人の印象は変わる。
イラっとする人は、本当は自分に対するイライラを相手に投影している。
相手の嫌いな面は、本当は自分が自分を嫌いだから相手を嫌いに見える。
これを投影の法則と呼ぶそうだ。
つまり相手の姿の中に、自分のイヤな面を映し出しているということになる。
それが分かれば自分を変えることができる。
もしあなたがセラピストに嫌なことを言われたり、否定されたら悲しまないでほしい。
そのセラピストは、自分のイヤな面を投影してあなたに言ってしまっているだけなのだ。
投影の法則は相手を鏡として、自分を変えたり成長させたりできるいいツールだ。
いつでも僕たちは自分を変化させ成長させよう。
それがセラピストとしても人間としても、大きな喜びだと思う。