元来、人ってそんなに自分のことは大事にできない生き物なんですよ
『自分のため』と思っていても、自分に捧げる労力を考えたとき『それなら何もしないで我慢した方がマシ』という決断に至ってしまうこともよくあろうかと
努力は必ず結果に現れるわけではないけれど、怠惰は必ず結果に現れます
だから怠惰にならない程度に慎ましく、『許せる自分』に留まる程度の努力はするけれど、それ以上の努力は投資しない
つまり自尊心が傷付かない程度の自分であれば万事快調ということ
これが『自分のため』という努力の限界だと私は思う
でも、好きな人って『自分より大切な人』じゃないですか
自分のことなら我慢できても、大切な人のことになると我慢できなくなるじゃないですか
自分ひとりなら、ある程度の貧困は我慢できるけど、相方がいたら貧しい生活を味わって欲しくないじゃないですか
人はそのために努力するようになるんですよ
そしてその努力の結果が、結果的に自分のためになったりして、そうやって人は人のために自分を動かし、自分を超えた自分になっていくものなんだろうなと
自分独りだったら何も変わらない
5年後も10年後もこのままの自分でしょう
つまり、自分を変えてくれるのは
自分より大切な人の存在なのでしょうね
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藤依 実誠の写メ日記
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自分を超えた自分藤依 実誠