「報連相を意識しよう」「敬語をきちんと喋ろう」「TPOに応じた格好をしよう」などと本業で部下に指導することがあるが、心の中では、正直そんなのどうでもいいと思っている
しかし、会社に属する人間として見られるわけだから、世間の常識に敢えて合わせる態度も時には必要だと心を鬼する
ここで大事なのは「敢えて」合わせるということ
私は思う、社会の中で生きるってことを、もっと遊びにいくみたいに考えてもいいんじゃないかと
まるで旅行に来た観光客のような気持ちで過ごしていれば、変なしきたりも、厄介なヒエラルキーも、おままごとみたいに見えてくる
報告書を書くのも「プレイ」
敬語を使うのも「プレイ」
スーツで会議に参加するのも「プレイ」
不思議なことに、プレイとしてこなしていると、それまで理不尽だと決めつけていたものが、意外と確からしい根拠のあるルールだったり、揺るがない構造になっていたりすることに気づく時がある
理不尽な社会を「クソだな」と恨むのは簡単だけど、社会に遊びに来てるんだ、くらいの気持ちで諦められたら、この世界はもっと優しい場所になるのではないかと
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藤依 実誠の写メ日記
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プレイ藤依 実誠