僕が日々セラピストとしてお会いする中で、ふとした瞬間に「色気」を感じることがあります。
それは決して露出の多い服装や派手なメイクといった分かりやすいものではなく、
むしろ何気ない仕草や言葉にこそ、深い魅力が宿っているように思います。
たとえば、髪を耳にかける仕草や、目が合ったときにふと逸らすような視線。
そんな一瞬の動きに、僕の心が揺れてしまいます。
また、笑顔で「今日は来てよかった」と呟かれると、その言葉の奥にある想いや信頼が伝わってきて、嬉しくなります。
言葉に関しても、丁寧な言い回しや、少し照れたように話すトーンに惹かれることがあります。
とくに、自分の気持ちを素直に伝えてくださる方には、心の奥まで触れたような感覚になり、その人だけが持つ色気を感じます。
色気とは、外見の美しさだけでなく、その人が大切にしている想いや、ふとした仕草、言葉の温度に宿るものなのだと、改めて感じています。
僕にとっての施術は、そんな一人ひとりの魅力と出会い、寄り添う時間でもあります。
今日もまた、どんな素敵な仕草や言葉に出会えるのか楽しみにしています。
颯太