前回は
「自己肯定感を上げるには、“理想の自分”に近づくことが大切」
という話をしました。
今回はもうひとつの軸、
“自分の居たい場所に身を置く”ということについて書きたいと思います。
---
◆ 居心地の悪い場所にいると、自己肯定感は下がる
自己肯定感が下がる瞬間っていろいろあると思いますが、
「ここ、自分の居場所じゃないな」と感じる時って、結構大きな要因じゃないですか?
たとえば僕は、昔パソコン工場でアルバイトをしていたことがあります。
USBを挿して抜いて、次のパソコンに持ち替える、、
この単純作業を、何時間も繰り返す仕事でした。
その時、「これ、自分がやる意味あるのかな…」って思ってしまって。
ただの作業ロボットみたいな気がして、自己肯定感がスーッと冷えていくような感覚がありました。
---
◆ 自分仕様に、環境を整える
それ以来、僕は「自分が自然に機能できる環境」をできるだけ選ぶようにしてきました。
たとえば、こんなふうに工夫しています。
・朝が苦手 → フレックスタイムの職場を選ぶ
・通勤電車がつらい → 職場の近くに引っ越す
・締切直前じゃないと集中できない → タスクを1日、半日単位に分解して報告ベースで進める
・耳で聞いたことを忘れやすい → すべてチャットで依頼してもらい、会議は文字起こしツールを使う
こういう細かい工夫は「楽をする」ためじゃなく、
自分がちゃんと力を発揮できる状態をつくるための調整です。
できないことが増えていくと、自分を嫌いになってしまう。
だからこそ、苦手なことは避ける。
それだけで、毎日の自己肯定感がずいぶん変わってきます。
---
◆ 一緒にいて心地いい人と過ごす
もうひとつ大切なのが、人間関係。
僕はなるべく、気を使わずいられる人・好きだと思える人と一緒にいるようにしています。
逆に「この人とは合わないな」と思ったら、無理に仲良くしません。
実際、1社目の会社は「殺すぞ」なんて怒鳴り声が飛び交うような職場だったので(他部署ですが)、一緒に働いてる自分のセルフイメージが下がるので辞めました笑
でも前職では、今でも飲みに行くような友人ができたし、年齢や立場を超えて心地よい人間関係ができました。
高校時代に乃木坂46が好きで、現場で知り合った友人たちとも
今でもBBQしたり飲みに行ったりしてます。
もう誰もアイドルファンじゃないのに笑
でも、好きな人とはずっと繋がっていたいんですよね。
今の職場、Noahを選んだのも、人の温かさが理由です。
面接時に「他のお店の面接も受けてます」と伝えたら、
「それぞれ見たうえで、納得できる選択をしてほしい」と言ってくれて。
囲い込むようなことは一切されなかった。
そういう空気感が、今の心地よさにつながってると思います。
(お店の話は今度もっと深堀したいですね)
---
◆ やりたいことに、正直でいる
「居たい場所」に身を置くって、
自分の“やりたい”という気持ちにちゃんと耳を傾けることでもあります。
僕はひとりでも、やりたいことはどんどん行動に移してきました。
・ダイビングの免許(オープンダイバー)をとる
・大型バイクの免許をとる
・マイナーなアーティストのライブに、ひとりで行ってみる
誰かと一緒じゃなくてもいい。
やりたいと思った時に、その気持ちを叶えてあげる。
「自分が行きたい場所に、自分を連れていく」
これって、自己肯定感を守る上でもすごく大切なことだと思っています。
女風の仕事を半年前に始めてみたのも根本はきっとここ。
---
◆ 成長できると、自分が好きになれる
やっぱり「自分、前より少し良くなってるかも」って思える瞬間は強いです。
今のセラピストの仕事では、
お客様にどう応えるか、どう価値を届けられるか──
毎回、本気で考えています。
技術職だったエンジニア時代も同じで、
地道にスキルアップを積み上げていく実感が、僕の支えでした。
筋トレもそのひとつです。
目に見えて体が変わるから、わかりやすく自己肯定感に直結する。
「前より成長している自分」を感じられるって、やっぱりうれしいものです。
---
◆ 自分の“居場所”は、自分で選んでいい
自己肯定感って結局、
「自分が自分らしくいられるかどうか」なんだと思います。
だからこそ、無理に合わせる必要はない。
苦手な場所に自分を押し込めなくていい。
自分にとっての「居場所」をちゃんと見極めて、
その場所に自分を連れていってあげる。
それが、自分を大切にするということなんじゃないかと僕は思っています。
Noah 賢人
賢人の写メ日記
-
自分の“居場所”は、自分で選んでいい賢人