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賢人の写メ日記

  • 「向いてない」を超える強さ ─ 超内向型美容師さんとの話から考えたこと
    賢人
    「向いてない」を超える強さ ─ 超内向型美容師さんとの話から考えたこと

    前回に続いて、美容師さんとのお話をもう少し。

    僕の担当美容師さん、とにかく上手なんです✂︎
    もう4〜5年ほどお世話になっていますが、仕上がりの満足度がいつもトップクラス。信頼しかありません。

    最近では彼の人気もどんどん上がって、指名料も少しずつ上がってきました(お財布的にはちょっとキツいけど…笑)。でもそれだけ、技術とセンスが評価されているということですよね。

    先日、その美容師さんと性格診断の話になりました。
    流行りのMBTIで言うと、彼は「建築家タイプ(INTJ)」だそうです。

    このタイプは、戦略的な思考や分析が得意で、物事を論理的に捉える「内向型」の傾向が強いんです。
    そのため向いている職業には、エンジニアや研究者など「ひとりで深く考える系」の仕事が多く挙げられ、逆に“美容師”のような接客業は向いていないとされることが多いのだとか。

    でも彼は、そんな一般的な“向き・不向き”の分類を軽く飛び越えて、大人気の美容師になっています。

    彼自身が話していたことが、とても印象的でした。

    「髪を切るって、自分にとっては“ものづくり”に近いんだよね。
    頭の形・髪質・顔立ち……全部が違う中で、その人に合うラインやバランスを考えて、何層にも重ねながら形を作っていく。
    自分の作品を仕上げていく感覚なんだ」

    そう語る彼は、まさに“建築家タイプ”としての美学を貫いているように思えました。

    確かに、美容師という職業には「会話が上手」「明るくて話しやすい」みたいなイメージがあるかもしれません。
    でも彼の場合、会話の中で相手を観察し、引き出し、その人に似合う髪型を“静かに創る”。
    そのスタイルにこそ彼の強みがあるんだなと感じました。

    ここで僕が強く思ったのは、
    「向いてる・向いてないって、ラベルだけでは語れないな」
    ということです。

    “自分が何者か”ではなく、
    “自分がどう在りたいか”“どんな価値を届けたいか”を大切にした人は、
    職業のイメージや枠に縛られずに、ちゃんと成功できる。

    僕自身、女性用風俗という業界でセラピストとして働いていますが、
    この話を聞いて「僕にとっての理想ってなんだろう?」と考えるきっかけになりました。

    女風の世界でも、「こうあるべき」みたいなイメージはあるかもしれません。
    けれど僕は、「色気」や「テクニック」だけじゃなくて、
    飲み友みたいな趣味友みたいな、もしくは戦友のような“安心感”とか“信頼”みたいな部分も含めて提供できる存在でありたいと思っています。

    理想は、みんなの友達であり、親友みたいな存在。
    寄り添える人間でいたいなって、改めて思いました。

    「自分らしさを貫く」って、きっと誰の人生においても大切なことなんだろうなとおもいます。

    NOAH 賢人