賢人の写メ日記

みんな大好きドラえもん。
あの猫型ロボットも、実はずいぶんキャラ変しているんですよね。
（僕は小学生の時に全巻読みました笑）

たとえば、昔のドラえもんは
短気で毒舌、のび太を怒鳴りつけることもしばしば。時には手も出していた。
でも今はすっかり穏やかで優しい、立派な保護者タイプになってますね。

ギャグもブラックユーモアから、教育的で安心感のあるものへ。
暴力描写もほとんど見かけなくなった。

これは、時代の流れとともに「子どもにどんな影響があるか」を考えて変わってきた結果なんだと思います。

でも、全部が変わったわけじゃない。
たとえば「のび太との絆」はずっと変わってない。

のび太がどんなにダメダメでも、ドラえもんは最終的に助ける。
のび太も頼りきりになりつつ、ドラえもんを心から大切に思っている。
ふたりの絆が物語の中心になる感動回もありますね。

そしてもうひとつ、変わらない魅力。
「もしこんな道具があったら…」というワクワク感。
どこでもドア、タケコプター、ほんやくコンニャク…
何十年も経っても色あせないアイデアたち。

失敗して、反省して、ちょっと成長する
そんなお約束の流れも健在。

のび太だって、相変わらず勉強できないし、運動も苦手だし、すぐ泣くし、さぼる。
でも、誰より優しくて、誰より正義感がある。
その「ダメだけど憎めない」人間くささは、今も変わらない。

つまりドラえもんって、変わったところと変わらないところ、そのバランスが絶妙なんですよね。
それがきっと、親世代も子どもと一緒に楽しめる理由のひとつ。

で、これって人にも当てはまるんじゃないかと思っていて。

環境や時代に合わせて変わっていくのは自然なこと。
でも、自分の中で「これだけは守りたい」っていう軸がブレなければ、それでいいのではないでしょうか。

誰かが変わったとき、「あの頃のあなたの方がよかった」って言うんじゃなくて、
「でも本質は変わらないよね」って受け入れられたら、関係ってもっと楽になるんじゃないかなぁ。

僕も多少の軌道修正をしながら活動していくと思うけど
ドラえもんですら方向転換してるんだから
人間がキャラ変するくらい、許してほしいですね笑

なんて言ったらワガママか、
キャラ作ってる気も無いから大改変もしないと思いますけどねꉂ（ˊᗜˋ*）

Noah 賢人