こんにちは。Noahの賢人です。
梅雨入りを感じさせる雨ですね。
足元が悪くて、低気圧に気分も引っ張られそうになりますが、
どこか空気が重く湿ったこの感じ、実は嫌いじゃなかったりします。
ジトっとした空気に包まれると、どこか雰囲気に浸れて、自分と向き合う時間が増える気がします。
そんな季節にぴったりの曲をひとつ紹介させてください。
「きゃない」というアーティストの「紫陽花」という曲です。
> 咲いた花は枯れても恋は移ろう
飽きられるようなあなたが悪いのよ
紫陽花の蕾に水をやりながら
枯れた花を思い出す
この曲、浮気をテーマにしているとも言われています。
でも僕は、この歌詞に描かれた感情はもっと広く、
誰かを想う切なさや、過ぎ去った日々の記憶に通じるものがあるように感じます。
女風を利用する方の中には、既婚の方もいらっしゃいます。
不倫はしたくない、でも「誰かに触れられたい」「女性として扱われたい」
そんな想いを抱えて、割り切った形で女風を選んでいる方も。
でも、「紫陽花」のような曲を聴いて、
移ろいやすい恋心や、複雑な感情に共感する方もいるのではないでしょうか。
浮気する側、される側、そのどちらにも想いを馳せながら聴ける歌だと思います。
> いっそこのまま飛び降りたら そこからなにか始まるかな
無色透明な世界を全て紫で濁したい
水を誰か 光を浴びても何も感じないの
一番枯れた花は私 私だったの
僕が一番刺さったのはこの歌詞です。
感情が干からびてしまったような自分に気づく瞬間。
もしかしたら、僕らの仕事はそんな心に水をやるような役割なのかもしれない
そんなふうに思うことがあります。
以前、あるお客様がこんなふうに話してくれました。
「普段は使わないけど、数ヶ月に一度女風を利用する。
全く男性を“体で感じない”日々が続くと、心が乾いてしまう気がする」と。
そんな誰かの“蕾”に、少しだけ水をあげられるような存在でありたいと願います。
ぜひ一度、「きゃない」の「紫陽花」聴いてみてください。
Noah 賢人
賢人の写メ日記
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紫陽花の蕾に水をやるように賢人