Noahの賢人です。
「元気でね」って、すごくあたたかい言葉のはずなのに、どこか切なさがあるんです。
誰かと別れるときに、優しさを込めてかける言葉。
もうしばらく会えないけれど、あなたには元気でいてほしい
そんな気持ちが込められているのは、ちゃんと伝わる。
だからこそ、余計に胸が締めつけられるのかもしれません。
だって、「元気でね」って言うときって、大体その先の予定が見えない時じゃないですか。
次いつ会えるか分からない。もしかしたら、もう会えないかもしれない。
そういうときに使われることが多いから、この言葉を聞くと、「ああ、今がひとつの終わりなんだな」って感じてしまうんです。
それに「元気でね」って、自分の気持ちを飲み込んで、相手の幸せを願う言葉でもある気がして。
本当は「また会いたい」「まだ一緒にいたい」って思ってるのに、それを言わずに、「元気でね」って笑って送り出す。
だから、そこには愛情もあるし、寂しさもある。
優しさと苦しさが同居した、ちょっと不器用な言葉だと思うんです。
だから僕は、できるだけ「またね」って言いたい。
「またね」には、次があるっていう希望がある。
いつになるか分からなくても、「また会える」って信じていたいし、信じてもらいたい。
別れのタイミングが、ほんとのお別れにならないように。
その願いを込めて、僕は「またね」って言葉を選ぶようにしています。
Noah 賢人
賢人の写メ日記
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“元気でね”がちょっと苦手賢人