「筋肉すごいですね」
そう言ってもらえると、やっぱり嬉しいなっていつも思います。
でも、私が本当に大切にしているのは、ただの見た目としての強さだけではなくて、やはり強さと柔らかさのバランスです。
強さだけじゃ、貴女の心を解くことはできない、貴女の本音を見る事はできないと思うんです。
ただ抱きしめるだけじゃなくて、その時の呼吸の速さとか、肌の温度とか、言葉にできない部分に気づける柔らかさがないと、本当に貴女を理解した事にならないのかなと。
本当に人を安心させるのは、「この人はどんな私でも受け止めてくれそう」と思ってもらえるような、空気や余白。
例えば、何にも話したくない日。
言葉を交わさなくても静かに隣にいるだけで、ほっとできる時間、そういう空間を作るには心の柔らかさが必要なんじゃないかなと思います。
逆に、頼りたいときにや、支えて欲しい時にしっかりと受け止められる強さも必要。
強さとは、目の前にいる貴女に本気で向かう覚悟と言う部分も含まれます。
ただ、なんとなく優しいだけじゃ、誰かの重さを支えることはできないと思うのです。
だから私は、筋肉を鍛えるのと同じ位、自分の内側をを強く、かつ柔らかく保つことを意識しています。
表情、言葉、トーン、触れ方、全てを使い「大丈夫」と伝えられるように。
強さと柔らかさ、両方があるかあるからこそ寄り添える深さがある。
そんな事を考えている、陸なのでした。
Noah 陸