◆前編の続き
・怒りは「大切なものが傷つけられている」サインであること
・怒りのトリガーや、その背景にある信念・過去の経験
・同じ出来事でも人によって怒り方が違う理由
など、「なぜ自分は怒るのか?」にフォーカスしてお話しました。
後編ではいよいよ、
「怒りが爆発しそうな時の対処法」や
「相手を傷つけずに伝える“アサーティブ”な言い方」について、
実践的なヒントをお届けしていきますね。
◆怒りが爆発しそうな時、どうする?
「今にもブチ切れそう…」そんな瞬間、ありますよね。
そんな時に効果的なのが、マインドフルネス。
たとえばこんな方法があります。
・まずは深呼吸を3回
・胸や顔の熱さ、身体の感覚に意識を向ける
・「あ、私、今怒ってるな」と“気づいて”あげる
これだけで、怒りの“嵐”から1歩引いた位置に立てます。
怒りって、自分そのものじゃなくて「一時的な感情」なんですよね。
そう気づけると、飲み込まれにくくなります。
◆思考パターンを変えてみる
怒りを大きくしてしまう思考のクセ、ありませんか?
・「絶対に許せない!」
・「私だけがこんな目に遭うなんて」
・「あの人はわざと私を怒らせようとしてる」
こういう考えって、実は自分を一番苦しめるもの。
そこで試してほしいのが、
・「まあ嫌だけど、命までは取られない」
・「こういう日もあるよね」
・「相手にも何か事情があったのかも」
ちょっとでも楽観的な視点を持てると、感情の波も穏やかになります。
◆怒りを伝えるには「アサーティブ」に
怒りを感じるのは自然なこと。
でも、どう伝えるかがポイントです。
そこで登場するのが「アサーティブ・コミュニケーション」。
これは、攻撃的でもなく、受け身でもなく、“自分も相手も大切にする”伝え方のこと。
たとえば、
「いつも話、聞いてくれないよね!」ではなくて、
「大事な話をしている時に、聞いてもらえないと悲しいな。
少しの間だけ集中して聞いてくれると嬉しい」
…こんなふうに、“私”を主語にして伝える「アイ・メッセージ」がコツなんです。
◆例題:恋人が30分遅刻してきたら?
怒りが湧いてくる場面、ありますよね。
たとえば、待ち合わせに30分遅刻された時。
「何してたの?遅いし!」と責める代わりに、
「今日はちょっと待つ時間が長くて寂しかった。次はもう少し早く連絡もらえると嬉しいな」
こんなふうに言えたら、大人の余裕と愛を感じませんか?
アサーティブな伝え方って、相手との信頼関係も守れるし、自分の気持ちも置き去りにしない。
まさに恋愛でも最強の武器になります。
◆怒りとの付き合い方、4つのステップ
まとめです!
① 怒りは敵じゃない
→ あなたに何かを教えてくれる大事なサインです。
② 自分の“トリガー”と“根本原因”を知る
→ 自分のパターンを知ることで、怒りに振り回されにくくなります。
③ マインドフルネス&思考チェンジで怒りを和らげる
→ 「これは一時的な感情だ」と気づくだけで、反応は変わります。
④ アサーティブに気持ちを伝える
→ 自分の感情を大切にしつつ、相手にも優しくいられる伝え方を意識してみてください。
◆完璧じゃなくていいから、1歩ずつでOK!
怒りとの付き合い方って、一朝一夕じゃ変わらないです。
でも、ちょっとでも自分のクセに気づけたり、深呼吸を意識できたりしたら、それだけですごいこと!
怒りっぽさを手放していけると、恋愛も仕事も、人間関係もグッとラクになりますよ。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
また次回も、心がふっと軽くなる話をお届けできたら嬉しいです。
良い夜をお過ごしくださいね。
Noah 日向
日向の写メ日記
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【LOVE】怒りっぽい人は損してる!?アンガーマネジメントから学ぶ感情コントロール術(後編)日向