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日向の写メ日記

  • 【18禁】女性も男性も知ってほしい“低用量ピル”について(後編)
    日向
    【18禁】女性も男性も知ってほしい“低用量ピル”について(後編)

    ◆前編の続き

    さて、前編では
    「ピル=避妊薬だけじゃない!」ということや
    生理トラブル、肌トラブル、ホルモンの波…
    これらのしんどさを 和らげてくれる“体にやさしいパートナー”であることをお伝えしました。

    実は僕には姉がいるんですが、
    酷く生理痛で苦しんでる姿(顔面蒼白で担がれて強制帰宅させられた姿など)
    生理不順で体調や心理面ともに苦しんでる姿を長らく近くで見て過ごしてました。
    そんな姉を救ったのと、それを男ながら近くで見て・感じられた自分の立場だからこそ
    皆さんにも偏見なく、真剣に・正しく学んで欲しいという想いを込めています。

    そこで今回は、もう一歩踏み込んで
    ・副作用のこと
    ・妊娠への影響
    ・ピルにまつわる誤解
    ・そして男性にこそ知ってほしい理由
    を、わかりやすくお届けします◎

    (当シリーズは“女風で”というより“貴方の人生における性生活で”という点まで領域展開して基本的にいつも記事投稿してます。そのため挿入シーンが連想されるものがあった際はその点をご認識のうえご容赦くださいませ。貴方の日常に活用できる情報としてお役立てください。)


    ◆ピルって副作用、あるの?

    よく聞かれる質問のひとつがこれ。
    「副作用が怖いんですけど…本当に大丈夫?」

    正直に言うと、副作用の可能性はゼロではありません。

    たとえば、飲み始めの頃にこんな症状が出る人もいます▼

    ・吐き気や軽い頭痛
    ・胸のハリやむくみ
    ・気分の浮き沈みがある

    でもこれ、多くの場合は“体がホルモンに慣れるまでの一時的な反応”です。

    数週間〜数ヶ月で自然と落ち着く人がほとんど。
    どうしてもつらいときは、医師と相談して別のタイプに変えることもできます。

    今のピルは、昔に比べて
    「超・低用量」まで進化してるので、
    体への負担もとっても少なくなっています◎


    ◆ピルを飲むと妊娠しづらくなる?

    これも、よくある誤解。

    「ホルモンで生理を止めたら、妊娠しにくくなるんじゃ…?」

    そんなイメージを持たれることもありますが、
    実は逆。

    “ピルをやめれば、元の自然な排卵にちゃんと戻る”んです。

    むしろ、ピルを使っていたことで
    子宮内膜症や排卵障害などのリスクが下がって、
    妊娠しやすくなったというケースもあるほど。

    つまり、「妊娠をコントロールできる時期があった」だけで、
    その後の妊娠力を下げるわけではありません。


    ◆ピルが使えない人っているの?

    女性にとっては、これも大事なポイントだと思います。

    基本的に安全なお薬とはいえ、誰でも使えるわけではありません。

    たとえば…

    ・喫煙者(特に35歳以上)
    ・血栓症の既往がある方
    ・乳がんなどホルモンに関係する病気の方
    ・肝機能に問題がある方

    こういった場合は、医師と慎重に相談してからの判断になります。

    でもだからこそ、
    「自己判断」で飲まないことが大切です。

    市販薬ではなく、医師による処方薬なので
    きちんと診察を受けて、あなたの体に合ったピルを処方いただくのが最善です◎


    ◆男性にこそ知ってほしい理由

    実はここがこの記事の肝(きも)です。

    女性だけでなく、男性にもぜひ知っておいてほしい。
    (女風キャスト含めて、です!)

    なぜかというと――

    ・「ピル=遊んでる」は偏見です(避妊を主目的で服用している女性ではない可能性も多いにある)
    ・パートナーの体のこと、ちゃんと理解できる人って素敵
    ・急な旅行、生理とのタイミング調整など、実は2人の予定にも関係します
    ・ホルモン変化による不調を「女性側の甘え」と思ってしまう誤解を防げます

    そして何より、
    妊娠などの「産む・産まない」に関する身体的負担は男性よりも、女性に偏っているのが現実。

    だからこそ、男性はその女性の良きパートナーとして知識を持って、
    一緒に考え、支えることが大切です。

    「俺は男だから関係ないし」ではなく、
    「彼女がどう過ごしてるか、ちゃんと知っておきたい」
    そんな人が増えたら、世の中ずいぶん優しくなると思いませんか?


    ◆「知らなかった」だけで、選択肢は狭まる

    ピルの話って、学校でも家庭でも教えてくれないし
    「なんとなくタブー」な雰囲気もありますよね。

    でも本来、
    生理も妊娠もホルモンも、どれも“自然で大切なこと”。

    そこに薬が関わるからって、
    「ダメなこと」でも「不自然なこと」でもありません。

    ただ、知らなかっただけで。
    ただ、偏見があっただけで。

    自分の体を大切にする選択肢を持てないって、すごくもったいない。


    ◆最後に:ピルは「自由に生きるための“1つのツール”」

    ピルは、“生理をコントロールする薬”というよりも、
    “自分の心と体を快適に生きるための道具”とも言えます。

    だから誰かに強制されるものでも、
    「飲まなきゃ正解!」という話でもありません。

    もちろん先述した事項以外にも
    「費用」の部分も判断材料になるかと思います。
    それらを含めて、選ぶのも、選ばないのも、自由。

    ただ、“知らないまま”じゃなくて、
    “知った上で、納得して選べる”状態でいられることが、
    その女性自身にとって「最善」なのだろうなって思います。

    もしあなたやあなたの大切な人が、
    ピルのことで迷っていたら――

    「こういう話、最近読んだよ」って、
    さりげなくこの記事をシェアしてみてくださいね♡


    良い夜をお過ごしくださいね。

    Noah 日向