◆前編の続き
「関係クラッシュ癖」から抜け出すには?というテーマで、
・“我慢の溜めグセ”が関係を壊す仕組み
・小さなモヤモヤも早めに伝えることの大切さ
・「相性の問題」の前に見直すべき自分のクセ
についてお話しました。
後編では、より深く“感情の扱い方”にフォーカスして、
どうすればモヤモヤをうまくキャッチ&伝えられるか?
そして関係を優しく育てていく方法をお伝えしますね。
◆「感情の取り扱いスキル」は、人生の味方になる
じゃあ、小出しで伝えるって言っても、
そもそも「自分が何にモヤっとしてるのか分からない…」
ってこと、ありませんか?
実はこれ、めちゃくちゃあるあるなんです。
そしてここからが、本当に大事なポイント。
それは、「感情の取り扱いスキル」を持つこと。
これはもう、恋愛だけじゃなくて人生全体で使えるスキルです。
◆モヤモヤに気づく力を育てよう
人って、自分の感情に気づけてないときって多いんです。
「なんか最近イライラするな〜」って思っても、
その正体が「LINEの返信の温度差だった」とか、
「デートの優先順位の低さに寂しかった」とか、
後からふと気づくことってありませんか?
自分で気づいていない感情は、当然、相手にも伝えられません。
だからまずは、
・私、今なにがイヤだったのかな?
・なにが寂しかったんだろう?
・どうしてもらえたら嬉しかったのかな?
…って、自分の内側に小さな問いかけをするところから始めてみてください。
◆「ネガティブ感情」と仲良くなる
感情の取り扱いって、
「ムカつく!→抑える!」じゃなくて、
「ムカついてるな〜、私は」って気づいて寄り添うこと。
悲しい・怒ってる・寂しい・モヤモヤする。
そういう気持ちに「ダメ出し」しないで、
「そっか〜、そんな気持ちだったんだね」って
自分の中で“聞いてあげる”だけで、かなり落ち着きます。
感情って、否定されると暴れ出すし、
受け止めてもらえると静かになるんです。不思議だけど、本当です。
◆“伝える力”の前に、“気づく力”を
よく「伝えるのが苦手で…」って悩む方がいるんですが、
実は“伝える”ってアウトプットの一番最後の段階なんですよね。
その前にあるのが、
・感情に気づく
・気持ちを整理する
・どうしてほしいかを考える
この“インプットと内省”ができてると、
自然と「こういう風に言ってみようかな」って言葉が出てきます。
逆にこのステップをすっ飛ばすと、
モヤモヤだけが溜まっていって、最後にドカーン…という未来が待ってるんです。
◆「伝えること」は、ふたりの未来を守ること
私もかつては、
「言わないほうが優しさ」だと思ってたことがありました。
でも今思うのは、言わないことで相手に誤解され続けたり、
大事なことを伝え損ねたりしていたかもしれないな、ということ。
伝えない=相手が気づく機会を永遠に奪っている、という現実。
だって、人って知らないことには対応できないですから。
なので、伝えることは「気づいてもらう」ための優しさでもあるんです。
◆「良かれと思って」が通用しないときもある
自分では「気を遣ってるつもり」だったり、
「これぐらい我慢した方がいいかな」って思ってても、
結果的にその優しさが裏目に出ることって、恋愛ではよくあります。
「良かれと思ってやったことが、なぜか関係を壊すきっかけになった…」
それって悲しいし、切ないですよね。
だからこそ、「良かれと思ってること」を一度疑ってみることも、
パートナーシップを深めるうえではすごく大切な視点になります。
◆まとめ:自分の感情に丁寧に向き合うことが、恋愛の土台になる
ということで、関係クラッシュ癖から卒業するためのコツは…
◎我慢をためず、小さく・早く・やさしく伝えること
◎そのためにまず、自分の気持ちや感情に気づけるようになること
◎感情の扱いは“センス”じゃなく“スキル”。誰でも伸ばせる
◎伝えることは、相手との関係を深めるための“愛ある行動”
◎「良かれと思って」が本当に良い結果を生むかどうかは、時々見直してみる
恋愛って、正解がない分、迷うことも多いけど…
“自分の気持ちをちゃんと見てあげる”ってことができるようになると、
ぐっと楽になるし、関係もあたたかくなっていきます。
良い夜をお過ごしくださいね。
Noah 日向
よかったら、今日の内容をちょっとずつでも試してみてくださいね。
日向の写メ日記
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【LOVE】関係クラッシュ癖から卒業するコツ(後半)日向