◆前編の続き
「感情をため込まず小出しに伝えること」や、「相手はエスパーじゃない」ってことをお伝えしました。
ここからは、さらに一歩踏み込んで「パートナーへの期待値の見直し方」や、
“察してほしい”をやめることの大切さについてお話ししていきます。
◆ポイント5:相手に期待しすぎないために“初期設定”を見直す
そもそも、クラッシュが起きる背景には「相手がこうしてくれるはず」っていう“期待”があることが多いです。
たとえば、
・私が何も言わなくても気づいてくれるはず
・私の気持ちはわかってて当然
・私が我慢してることに気づくべき
…うん、理想ですよね。でも、現実はなかなかそうはいきません。
だからこそ大事なのは、「私はどこまでを相手に期待してるのか?」を一度見直すこと。
「伝えなくても分かってくれる前提」ではなく、
「自分が伝えなければ相手にはわからない前提」に変えるだけで、ずいぶんラクになります。
◆ポイント6:「私はこう感じたんだけど…」という伝え方を
よくあるのが、「なんでわかってくれないの!?」と責めてしまうパターン。
でも、責められると人は防御反応を起こして、まともに聞けなくなっちゃうんですよね。
そうならないためにも、伝えるときは、
「私はこう感じたんだけど、どう思う?」
「なんかモヤモヤしてて…これって私の気のせいかな?」
というように、“自分の感情”として伝えるのがおすすめです。
この言い方だと、相手も受け止めやすいし、話し合いがちゃんと“キャッチボール”になる。
◆ポイント7:察してほしいは、勝手な押しつけになりがち
これはちょっと耳が痛い人もいるかも。
でもね、やっぱり「察してほしい」は、コミュニケーションにおいては結構ハイリスクです。
とくに、自分が普段相手の気持ちを察しようとがんばっている人ほど、
「私はこんなに考えてるのに、どうしてあなたはわかってくれないの?」という思いが強くなりがち。
でも、それって実は相手に「自分と同じ感度」を無意識に押しつけてる状態なんですよね。
察するのが得意な人もいれば、言ってもらわないとわからない人もいる。
だから、「私はこういうふうに受け取ったんだけど、合ってる?」って素直に聞けるほうが、
結果的に誤解も減るし、愛も深まりやすいんです。
◆ポイント8:ご機嫌の責任は“自分7割・相手3割”くらいがちょうどいい
もうひとつ大事なのが、「自分のご機嫌」を全部相手に預けないってこと。
・彼がもっと気にかけてくれれば
・もっとLINEをマメにくれたら
・デートのときにもっと優しくしてくれたら
もちろん、そうしてくれたら嬉しいです。
でも、全部が“彼頼み”になると、安定しなくなっちゃう。
自分の心の状態をある程度自分で整えること。
そのうえで、パートナーにもサポートしてもらえたらラッキー!くらいが、関係はうまくいきやすいです。
◆最終的に大事なのは、“一緒に歩み寄れる力”
完璧なパートナーを探すよりも、
ちょっとした不満やすれ違いがあっても、ちゃんと話し合える関係を育てることの方がずっと大事。
大切なのは、「すれ違いゼロの人」を探すことではなく、
「すれ違った時にちゃんと向き合える自分になること」。
たとえ感情的になっても、「ごめん、言いすぎた」って言える素直さや、
「ちょっと冷静になって話そうか」って一呼吸置ける余裕。
それがあるだけで、関係クラッシュの多くは避けられるんですよね。
◆後半まとめ:期待を見直し、察してほしいを手放す
・自分の“期待の初期設定”をチェックしてみる
・気持ちは「私はこう感じた」と自分軸で伝える
・察するのが得意でも、相手にも同じを求めない
・ご機嫌の管理は、自分が主導でOK
・話し合える力が、長く続く関係を育てる
恋愛って、ほんの少しの思い違いや、言葉足らずですれ違うことはよくあるもの。
でも、そこで壊れるか深まるかは、日頃の“ちょっとした伝え方”や“期待の持ち方”にかかっているんですよね。
ということで、今回のテーマ「関係クラッシュを避ける方法」、少しでも役に立てば嬉しいです。
ぜひ、あなたの関係にも取り入れてみてくださいね♡
良い夜をお過ごしくださいね。
Noah 日向
日向の写メ日記
-
【LOVE】関係クラッシュを上手に避ける方法(後編)日向