「本当に、俺でよかったのかな?」
施術が終わって「ありがとう」「気持ちよかった」って言ってもらえても、心のどこかではまだその言葉をちゃんと信じ切れてない自分がいる。
もちろん嬉しいしその場では全力で「よかった」って思う。
でも、ひとりになった帰り道。
「もっとできたこと、あったんじゃないか」って毎回考えてしまう。
でも俺は、どこまでお客様を満足させられているのか相手にとって自分は“わざわざ会いたい人”になれてるのか。
その答えは、きっと簡単にはわからない。
自信がないわけじゃない。
ただ、自信「だけ」で動いてしまったら、どこかで大事なものを置いていってしまいそうで。
だからこそ、毎回、毎回、「今日がはじめての気持ち」で向き合ってる。
慣れてきた“ふり”がいちばん危ないから。
お金をいただく以上“それに見合ったもの”を返すのは当たり前。
でも俺はそれ以上のものを返したいと思ってる。
言葉にできない安心感とかぬくもりとかまた会いたくなるような余韻とか。
もし今日の施術でお客様の中に何か一つでも残せていたなら。
それは俺にとってすごく大きな意味を持つ。
まだまだ足りない部分もある。
でもその「足りなさ」に気づける限り俺はきっともっと成長できると思ってる。
これからも、自分なりの“最高”を更新していきたい。
その先に、あなたの笑顔があることを願って。
昴の写メ日記
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セラピストとしての不安・葛藤昴