たとえば夜ふかしした翌朝にむくんだ顔を鏡で見て「うわ、、、」とつぶやいてしまったり。
甘いものをやめようって決めた日に限ってコンビニのスイーツコーナーの誘惑に負けてしまったり(これは俺もよくあります)。
もう気にしないって思ってた言葉がまた胸の奥をチクリと刺したり。
どこかで「こうありたい」と思っていた自分から少しズレた瞬間って誰にでもあると思います。
そんなとき心の中で自分に小さく「ごめん」とつぶやいてしまうような感覚。
女風に来てくれる方の中にも「本当はこうしたかったのに」「また同じこと繰り返しちゃった」って、自分の中のどこかがちょっとくたびれた状態で足を運んでくれる方がいます。
でも俺はそういう日こそ「来てくれてありがとう」と心から思います。
だってそんな気持ちを抱えたままでも、誰かに会いに行こうと思ってくれたんですよね。
「今日の私は、ちょっと元気がないかも」って知っていながらも、自分に優しい選択をしてくれた。
それってすごく勇気がいることだし、自分自身に対してちゃんと向き合ってる証拠だと思います。
ここに来たからって魔法みたいにすべてが解決するわけじゃない。
でも少し呼吸が楽になる時間になればいいなって、いつも思いながら過ごしています。
この仕事をしているとお客様の「今」にそっと触れる瞬間があります。
それが笑顔の日でも、涙がにじむ夜でもどちらでもいい。
どんな自分であっても「それでいい」と思ってもらえる場所でありたい。
そして「また明日から、なんとかやってみようかな」と思える心のきっかけにほんの少しでもなれたら。
俺にとってはそれが何よりのやりがいです。
人と比べてしまう日も一歩が重たい日も誰かの言葉に揺れてしまう夜も、「頑張れていない自分」を責めそうになったらその前に思い出してほしい。
女風ってただ気持ちよくなるためだけの場所じゃなくて、“ちょっと疲れた自分”をゆるめてあげるための場所でもあるんだってことを。
だから、またふと誰かに会いたくなったとき。
遠慮なんてせず思い出してくれたら嬉しいです。
昴の写メ日記
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そんな日こそ会いに来てくれてありがとう昴