「気持ちよかったです」って言葉はシンプルだけどすごく大きい。
でもこの仕事を続けていると気持ちよさって実は一つじゃないんだなって思います。
強く触れてほしい人もいれば、じんわり優しく撫でるようなタッチが好きな人もいる。
快感ってただの反応や喘ぎ声だけじゃ測れない。
肌の緩み方とか、呼吸の変化とか、ふっと落ちたまぶたの奥にある空気みたいなものにその人の“気持ちいい”が潜んでる気がします。
どこを触れたら、どんな間をつくれば、この人の“感覚”に届くんだろうって。
性感って何かをさせるとか何かを達成させるっていうものじゃないと思ってる。
触れて、感じて自分の中の何かに気づいてもらう時間。
気持ちよさってたぶん思い出すものでもあるんだよね。
昔こういう触れられ方したときに安心できたとか過去に誰かに言われた言葉が疼いてるとか。
そんな記憶がふと体の奥で再生される瞬間がある。
その瞬間を邪魔しないようにそっと手を添える。
それが俺の性感のやり方かもしれない。
だから強くしないとイケないとかたくさん濡れなきゃダメとか。
そんなのは全部脇に置いて“今どう感じてるか”を一緒に確かめていきたい。
感じ方は人それぞれ。
その人にとっての“ちゃんと響く気持ちよさ”を見つけていけたら嬉しいです。
昴の写メ日記
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気持ちよさにも種類があると思う昴