性感って人の“いちばん繊細な部分”に触れる仕事だと思っています。
何かを隠してきた身体に触れさせてもらうってすごいことです。
だからこそそれに応えるだけの責任感が必要だと思ってます。
俺が施術のときに一番気をつけているのは「ちゃんと安心できる空間をつくれているかどうか」。
たとえばバスタオルは必ず自分で持参しています。
うつ伏せになってもらうときもできる限り肌の露出が少なくなるように、身体のラインを丁寧に覆ってから触れ始めるようにしてる。
「丸出し」でいることって想像以上に緊張するものです。
特に初めての場合はなおさら。
だからいきなり触れない。
まずは呼吸のリズムを合わせて“ここにいても大丈夫”って思ってもらえるように空気を整える。
指先の温度や、声のトーンちょっとした手の置き方にも気を配って相手の緊張がふっと緩んでくる瞬間を待つ。
その上でようやく性感としての“タッチ”がはじまると思ってます。
性感ってただ快感を届ける技術じゃない。
“委ねてもらうこと”が前提にあるからそこを雑にしてしまったら、いくらうまく触っても響かない。
身体を預けるって勇気がいることです。
恥ずかしさも不安も、過去のコンプレックスも全部ひっくるめてそれでも俺を選んでくれたってことだから。
だから俺も触れる前から“触れている”つもりで言葉も、動きも、全部慎重に選んでます。
性感に慣れてない方ほど不安が大きいのは当然だと思う。
それでももし来てくれたら俺はその一歩をちゃんと受け止めたいと思っています。
昴の写メ日記
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身体を預けるってすごいこと昴