この仕事を始めてまだ1年。
それでも自分の中ではたくさんの出会いと経験を積ませてもらってきました。
最初は正直“性感ってなんだろう?”ってところからのスタートでした。
女性を満たす技術?
癒し?
それとも非日常の時間を提供すること?
やればやるほど正解なんてないことに気づきました。
相手が違えば求めるものもまったく違う。
毎回が真剣勝負だし「前回うまくいったから今回も大丈夫」なんてことは絶対にない。
でもそのぶんたった1回の施術で誰かの心に何かを残せたと感じたときの感覚って、すごく強く残るんです。
この仕事をして思うのは“うまく触る”ことよりも、“ちゃんと向き合う”ことの方が何倍も大事だってこと。
どんな感情を抱えてここに来てくれたのか。
どんな体験がその人の快感に影響を与えているのか。
もちろん全部はわからない。
でも、知ろうとする姿勢を持つだけで施術の空気が少し変わる気がしていて。
性感って人と人との距離がいちばん近くなる場所。
だからこそ、ただ気持ちよくするだけじゃなくて安心も一緒に届けられる人でいたい。
この仕事は“癒し”とか“優しさ”だけで片付けられない面もあるし性的な欲求に向き合うことの難しさや重さを感じることもあります。
でもその中にちゃんと“意味のある時間”をつくっていけるなら、俺はこの場所でまだまだやっていきたいと思ってます。
昴の写メ日記
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この仕事をして思うこと昴