「ユーザー」という言葉にずっと少し違和感がある。
なぜかというとこの仕事は“人と人”が向き合う仕事だから。
女風ってただサービスを提供して相手がそれを使うっていう単純なものじゃない。
一緒に時間を過ごしてお互いの空気を感じて信頼を積み重ねていくものです。
そういう関係の中で「ユーザー」という言葉を使うとどうしても距離があるように感じてしまう気が。
それに「ユーザー」って本来はアプリや商品を“使う人”って意味でよく使われるものです。
そこにはどこか冷たさや機械的なイメージがある。
名前も顔も見えないただの“利用者”としてくくられてしまうような感じがして自分にはしっくりこなかった。
女風はもっと人の気持ちや感情に深く関わる仕事。
だからこそ、自分はその人のことをちゃんと「お客様」として迎えたいしそういう言葉を使いたいと思ってる。
これは自分がどう見られたいかというよりもどんな姿勢でこの仕事に向き合いたいかっていう話。
お客様が目の前にいるかどうかに関係なく、自分の中にある“接客のあり方”としてそう思います。
もちろんお客様自身が「女風ユーザーです」って言うのはぜんぜん気にならない。
むしろ、自分の立ち位置を表す言い方として自然だなって思う。
でもセラピスト側としてはやっぱりその人をちゃんと“人”として、そして“大切にしたい存在”として扱いたいから。
自分はこれからも「お客様」という言葉を選びたい。
それが自分にとって、一番しっくりくる呼び方だから。
昴の写メ日記
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ユーザーじゃなくてお客様だろ?昴