セラピストとして働く中で、突然引退を決意することがあります。
皆様の中にも、突然お気に入りのセラピストがいなくなってしまい、寂しい思いをした経験がある方がいるかもしれません。
でも、逆の立場になることもあるのです。
DMでやり取りをしていたお客様が、ある日突然アカウントを消し、姿を消してしまうことがあります。
理由はわかりません。
女風の利用をやめたのか、新しいアカウントを作って心機一転やり直しているのか。
それとも、ただ静かに去ることを選んだのか。
真相は本人にしかわかりません。
そんな中でも、時折「これで女風を卒業します」と伝えてくれる方がいます。
本当のことかどうかはわからなくても、その言葉を聞くたびに、やはり寂しさがこみ上げてきます。
きっかけは人それぞれです。
金銭的な事情かもしれないし、新しい出会いがあったのかもしれない。
あるいは、女風という世界で何か心に引っかかる出来事があったのかもしれません。
理由が何であれ、最後に伝えてくれた言葉に込められた気持ちを大切にしたいと思うのです。
目の前の一つひとつの出会いを大切にしながら、これからも穏やかで素敵な時間を過ごしてもらえるように、そっと背中を押せる存在でありたい。
そして、セラピストとしての自分自身も、もし卒業を決意する日が来たならば、今まで出会ってきた皆様に感謝しながら、新たな道へと進んでいきたい。
出会いも別れも、どちらも人生の一部だからこそ、その瞬間を大切にしていけたらと思う。