Noah

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昴の写メ日記

  • 声が漏れるのは、身体が言葉を発したとき
    声が漏れるのは、身体が言葉を発したとき

    性感の最中、ふいに漏れる声がある。
    「ん…」とか、「あ…」とか、言葉というより、音に近い、こぼれるような声。


     


    言葉ではなく、反射的に出てしまう音。
    それは、身体がもうコントロールを手放した証拠。
    理性で抑える前に、反応がこぼれてしまってる状態。


     


    感じてることを、口では説明できなくても、その声がすべてを語ってることがある。


     


    性感って、そういう“無意識のリアル”に触れる時間でもある。


    だから俺は、その声が漏れた瞬間に、わざと何もしないことがある。
    ただ見つめるだけ、呼吸だけ合わせて待つ。
    焦らない。
    その余韻が、次の快感の深さをつくることがあるから。


     


    声って、出そうと思って出すものじゃない。
    感じた結果、勝手にこぼれるもの。


    だから美しい。
    だから、エロい。


    「声は、身体が発した“言葉にならない感情”」


    俺はその音を、ただの反応としてじゃなく、その人の“本音”として受け止めたいと思ってる。