Noah

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昴の写メ日記

  • 初体験の不安と、その先にあったもの
    初体験の不安と、その先にあったもの

    はじめてって、性に限らず、やっぱり少し怖い。


    知らないことに踏み出すとき、人はどうしても構える。
    それが“自分の身体”や“快感”に関わることであれば、なおさら。


     


    でも女風って、“性を感じていい場所”であり、“性を知っていい自分になる場所”でもある。


     


    経験がないことがコンプレックスになるのって、周りと比べようとするからで、性に限って言えば、比べることほど無意味なこともないと思う。


    性感って技術に見られがちだけど、本質は“観察”だと思ってる。
    相手の反応をよく見て、呼吸、皮膚の動き、わずかな体温の変化に気づいていく。
    正解は一つもないけど、不正解もない。


     


    キス一つとっても、タイミングや深さは毎回違う。
    うまくしようとしなくていい。
    “感じる側”にとって大事なのは、委ねられる安心感のほうだから。


     


    性感の“成功”って、相手が感じたかどうかじゃなくて、自分の心と身体にちゃんと集中できたかどうか。
    俺はそう思ってる。


    触れられて、揺れて、緩んで、ちょっとだけ“自分を好きになれるような時間”をつくれたなら、それは立派なセックスだと思う。


     


    はじめてって、記憶に残る。
    だからこそ、優しくて丁寧な時間にしたい。


    快感に慣れていない身体の反応って、ときに、すごく艶っぽい。
    震える指先とか、音にならない吐息とか、そういう瞬間の連続が、官能をつくる。


     


    女風は、“まだ知らなかった自分に会いにいくサービス”だと思う。
    それは、ちょっとした勇気と、すこしの欲でできている。