Noah

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昴の写メ日記

  • 女風セラピストができる事って、なにさ?
    女風セラピストができる事って、なにさ?

    最近この世界を知ってくれた方や、俺のことを最近見つけてくれた方から、時々こんな声をもらう。


     


    「女風って結局なにをする場所なんですか?」
    「性的なサービスがメインなんですよね?」
    「癒しって、具体的にはどういうこと?」


     


    そのたびに思う。
    この仕事って、やっぱり“わかりにくい”んだろうなって。
    実際、俺自身も始めた頃は、言葉にしづらいなって思ってた。



    最近俺が考えたことは「ただ性を満たすだけでは届かない、深い部分に触れ合う場所」かなと


     


    身体の欲求を解放することもたしかにある。
    けどそれだけなら、他の選択肢もあるはずだ。
    自分で満たすこともできるし、パートナーや一時的な相手でも成立する。


     


    それでも「セラピストに触れてほしい」と思ってくれる人がいる。
    そこには、欲望とは別の、もっと静かで繊細な理由が隠れているような気がしてる。


    たとえば、


     


    「安心して身をゆだねられる時間がほしい」
    「誰にも見せられない気持ちを受け止めてほしい」
    「性的なことを、ちゃんと尊重されながら経験したい」
    「ふれられることで、“女性としての自分”を確かめたい」
    「言葉にできない感情を、感覚で受け取ってほしい」


     


    そういう思いって、なかなか表には出てこない。
    でも、たしかに感じている人は多いんじゃないかと思う。


     


    そしてそれは、“性の欲求を満たす”ことだけじゃなく、触れ合いの中で、安心したり、自分の感覚に気づいたり、これまで知らなかった“新しい自分”に出会う時間にもなる。


     


    「こんな気持ち、忘れてた」
    「自分にこんな感覚があったんだ」



    そんな言葉を聞くたびに、この場所にはまだ知られていない可能性があるんだなと思う。


     


    女風のサービスってなにさ?


     


    俺にとってそれは、その人自身もまだ気づいていない気持ちや欲を、一緒に見つけにいく時間かもしれない。


     


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