ダイエットをしていると、「今日はお菓子を食べすぎた」とか、「運動できなかった」と落ち込む日ってありますよね。
以前の自分は、そんな日があるたびに「もうダメだ」と思って、全部リセットしたくなっていました。
でも、ある時ふと知ったのです。“がんばらない日”があっても、ダイエットは続けられるということを。
実は、ダイエット成功者の多くが「完璧にやらないこと」を大事にしているといわれています。
行動科学の分野では、“All-or-Nothing thinking（全か無か思考）”が、挫折の原因になることが知られています。
つまり、「やらなかった＝失敗」と決めつける考え方が、やる気をなくしてしまう大きな落とし穴なのです。
また、アメリカの行動心理学研究でも、「ダイエットの継続率が高い人ほど、休む日やブレる日を“計画的に”許容している」というデータがあります。
週に1〜2回は“ゆるめの日”を作ることで、かえって長期的に体重が減る傾向があるそうです。
実際、自分の体感でも思います。
食べすぎた日があっても、次の日にちょっと調整すれば、ちゃんと戻っていく。
疲れて運動できなかった日があっても、また気が向いたときに少し動けば、それだけでOKなんです。
「今日はダメだった」と思うより、「明日はちょっと整えよう」と思えるほうが、心が軽くなります。
ダイエットって、続けることがいちばん大事。だからこそ、“サボる日”ではなく、“充電の日”と思えたら、それはむしろ必要な時間です。
完璧じゃなくていいんです。
小さなリズムを作っていくこと。自分のペースを見つけること。
がんばらない日があるからこそ、また歩き出せる自分になれます。
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