優しさって、時々、刃物になる。
それでも俺は、持ち続けていたいと思う。
ほんの少しでも、誰かの心を撫でられる手でありたい。
ただ、最近は思うこともある。
優しくしすぎると、逆に誰かを傷つけることもあるんだなって。
たとえば、全部受け止めようとしたとき。
相手が「ここまで来てもいいんだ」って思ってくれて、
でもそれが、いつの間にか依存になってしまうとか。
俺はそのつもりじゃなかったとしても、
結果的に苦しくさせてしまったりする。
だから最近は、ちゃんと境界線を持たなきゃって思う。
優しさだけで全部を包み込むのは、きっと違う。
自分を守ることも、ちゃんと考えなきゃって。
それって、冷たく見えることもあるかもしれない。
でも、自分が壊れてしまったら、本当の意味で誰かに優しくできなくなる気がする。
俺はやっぱり、人に優しくしたい。
でもそれは、“なんでもいいよ”とか、“全部引き受けるよ”ってことじゃない。
できることと、できないことのあいだに線を引いたうえで、
その中でちゃんと、まっすぐ優しくありたい。
この仕事をしていると、
優しさって、求められるものでもあるし、
気づかないうちに武器にもなる。
だからこそ、扱い方を間違えたくないなって思う。
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