出会いと別れというのは、いつも私たちの人生に付きまとうものです。
3月は年度末。仕事でも環境でも、大きな区切りの時期です。
去る人がいて、新しく来る人がいます。慣れ親しんだ人との別れは寂しいですが、その一方で、新しい出会いが待っています。
毎年のこととはいえ、この時期は特にそんな思いが強くなります。
仕事をしていると、何年も一緒にやってきた仲間が異動になったり、退職したりします。
送別会では「また飲もう」とか「連絡するよ」と言いますが、実際には会わなくなることも少なくありません。
そうやって自然に距離ができるのも、また人生なのかもしれません。
無理に繋がり続けようとするより、それぞれの道を歩みながら、ふとした時にまた交差できる関係の方が心地いいこともあります。
逆に、新しく出会う人たちもいます。
最初はお互いに探り合い、距離感を測るようなやり取りが続きますが、気づけば仕事の相棒になっていたり、頼れる存在になっていたりします。
最初は「この人とは合わないかも」と思っていても、一緒に過ごす時間が変化を生むこともあるので、面白いものです。
人生において、出会いと別れは避けられないものです。
人はずっと同じ場所にはいられませんし、誰かがいれば誰かが去ります。
その繰り返しの中で、私たちは成長していくのだと思います。
この女風という界隈でも、セラピストを引退する人たちがちらほらいます。
もし事前に挨拶をしているセラピストさんがいたら、「お疲れ様でした」と声をかけてみるのもいいかもしれません。
長く続けた人も、短い期間だった人も、それぞれの思いを胸に次の道へ進んでいくのだと思います。
大事なのは、別れを悲しむだけでなく、出会いを楽しむことです。
そして、別れた人たちともいつかまたどこかで会えたら、それはそれで素敵なことだと思います。
3月は忙しいですね。
去る人の背中を見送り、新しく来る人を迎えながら、自分自身も前へ進んでいく。
そんな時期だからこそ、改めて人との繋がりに感謝したいと思います。
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