「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」
この歌詞、聞いたことある人は多いと思います。
SMAPの『世界に一つだけの花』。
自分もこの歌はよく聞いていました。そして、この仕事をするようになって、少しずつ考えも変わるようになりました。
女風の世界って、シンプルに言えば「選ばれる仕事」
指名が増えれば収入も増えるし、リピートがなければ生き残れない。
だから、どこかで「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」って、自分を追い込むことがある。
でも、それで本当に心から楽しめてるか?って考えたら、答えはNOだった。
やりたくもないことを無理にやって、誰かの真似をして、必死に「選ばれよう」とすればするほど、自分が何者かわからなくなる。
自分をすり減らして、疲れ果てて、最後には「俺、何やってんだろう」って思うようになる。
そんなの、何か違う。
この仕事をしていると、お客様から「昴さんといる時間が一番落ち着く」とか「会うと気持ちが楽になる」って言われることがあります。
それって、別に俺が誰よりもすごい技術を持ってるわけでも、特別な才能があるわけでもない。
ただ、俺は俺のやり方で向き合ってるだけ。
人と比べて「やらなきゃ」って必死になるより、自分にしかできないことを「やりたい」って思ってやる方が、ずっと自然だし、続けられる。
もちろん、仕事だから戦略も考えるし、努力もしなきゃいけない。
でも、それが「無理して背伸びすること」になった瞬間、楽しさは消える。
だったら、自分のペースで、自分のスタイルで、「俺だからこそ」できることを大事にしたほうがいい。
ナンバーワンじゃなくてもいい。
でも、誰かにとっての「この人じゃなきゃダメだ」になれたら、それで十分。
俺は俺のままで、やりたいようにやる。
その方が、義務感に縛られるより、ずっと生きやすいし、楽しいから