Noahの昴です。
先日、フーフェスへ行った時のこと。
アーメンのシンさんから「こんなイベントあるんだー」と言われ、ハガキのようなものを渡されました。
それが「私たちは消された展 2025」。
この展示は、「各種SNSで政治的・差別的発言以外の理由で垢BAN、投稿削除、警告、アカウント凍結などのペナルティを受けた作家」による企画展で、エロやグロを含む作品が展示されていました。
場所は神保町。電車で向かうと、以前「風俗カメラマン展」が開かれていたギャラリーでした。
(その時の日記はこちら → 宣材写真のどこを見る?)
さて、今回の展示は写真だけでなく、油彩画、五寸釘が打たれた人形、アクセサリーなどもあり、「風俗カメラマン展」とはまた違った雰囲気でした。
特に印象に残ったのは、成人向け漫画の性器部分の修正。
規制によって修正方法が異なり、真っ白に塗りつぶされているものや、黒い線で隠されているものなど、時代によって基準が変化しているのが興味深かったです。
また、新宿のハプニングバーをまとめたマップがあり、想像以上に多くの店が存在することにも驚きました。
この企画展を見て改めて感じたのは、「消された作品」ではなく「消された者」が展示するというコンセプトの強さ。
単なる抗議ではなく、表現者としての意志を貫く姿勢が印象的でした。
SNSが広がったことで発表の場は増えましたが、AIや規約による一方的な削除が起こり、「何が許されるのか?」という基準が曖昧になっています。
また、「エロでもグロでもアートでも、生きているうちしか生み出せない」という言葉には、表現の本質が詰まっていると感じました。
単に「表現の自由」を訴えるのではなく、「ゴチャゴチャ言わず展示すればいい」というスタンスもユニークで、創作の楽しさと反骨精神が伝わってきます。
この展示は、表現とは何か、何を規制すべきかを考えさせられるもの。
「不快」と感じる理由を深掘りすることで、表現のあり方について改めて向き合う機会になると感じました。
2月16日まで開催されているので、エログロが大丈夫な方はぜひ!
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