最近、セラピストとしての得意分野について考える機会がありました。
一部のセラピストがプロフィールに「〇〇が得意」と書いているのを目にすることがあります。
例えば「クンニが得意です」「指入れが得意で、すぐイかせられます」など具体的な技術を挙げています。
私自身も以前はクンニ道場に通って学んだことを活かし、「クンニが得意です」と自分のアピールポイントにしていた時期がありました。
お客様にとって得意分野を知ることは、指名の選択を助ける指標になります。
ですが、最近になって「得意」とは何を根拠にして言えるのか、と考えるようになりました。
例えば、それはお客様が気持ち良いと言ってくれた経験から来る自信なのか、それとも単に自分がその行為を好きだからなのか。
この「なぜ?」を突き止めたくなるのが私の性分です。
そのため、現在では「得意です」も伝えてはいますが、さらに「こういうことを心がけています」と具体的に伝えるようにしています。
お客様に安心していただける説明をする方が、自分の施術への信頼感につながると考えるからです。
今回は、私がクンニで特に気を付けていることをご紹介します。
女性のデリケートゾーンは粘膜でとても繊細です。
なので、敬意と配慮をもって接しております。
クンニ道場でも、「眼球に触れるつもりで」という教えがありました。
それだけ気を付けて扱えという意味ですね。
この意識を持つことで、繊細なタッチの重要性を学びました。
最初は柔らかい愛撫から始めます。
舌の中心部を使い、広がりのある柔らかな動きで包み込むように。
まるで心地良い風がそっと肌を撫でるような感覚を意識します。
いきなり強く刺激することは避け、まずはその場の空気を温めるように弱く、優しく。
舌先での鋭い刺激は禁物です。
心地良さよりも痛みを感じさせてしまう恐れがあるからです。
一番大事なポイントである、相手の微細な反応を感じ取る。
クリトリスは多面体で、人によって気持ち良い部分が異なります。
弱い刺激から始め、相手の反応を見ながら気持ち良いポイントを探していきます。
実は、これには時間がかかることがあり、私の課題でもあります。
また、変化を与えることで深まる感覚があります。
一度、特別なポイントを見つけたなら、そこを優しく愛撫し続けます。
徐々に力を強めたり、時に緩急をつけたり、舌を押し当てる感覚や吸い上げる動きで多様な刺激を生み出します。
さらに、舌だけではなく指を使い、絶妙なリズムを織り交ぜることで、新たな快感の波を届けます。
その瞬間、時間がより濃密に感じられます。
他にも細やかな気遣いや、オイルマッサージでの特別な心がけがありますが、それはまた別の機会にお話しできればと思います。
以上、私が心を込めて取り組んでいるクンニのポイントでした。
私の手と舌が生み出す時間が、より深い安心感と快感をもたらせるよう、これからも丁寧に向き合っていきます。
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